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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (20)

  • 科学と政治の分離 : 池田信夫 blog

    2012年04月01日12:49 カテゴリ科学/文化エネルギー 科学と政治の分離 「毎日がエイプリルフール」の自由報道協会も、上杉隆代表が「郡山市に人は住めない」と称するデマ記事でWSJの記者の談話まで捏造し、あえなく自爆したようだ。今回の原発事故は、日人の科学リテラシーの低さを世界に宣伝する結果になってしまった。 その一つの原因は、こうした自称ジャーナリストなどが事実と価値判断を混同し、科学者をモラルの名で断罪したことだ。「低線量被曝はそれほど心配ない」という医師を「許せない」と攻撃した田中龍作氏や、放射線のリスクを知らないのに「原発推進派の話法が悪い」などと意味不明な話をくり返す安富歩氏がその典型だ。 彼らの共通点は「原発は絶対悪だ」と思い込み、放射能のリスクを過大評価することが正義だと信じていることだ。その価値判断から「放射線はどんなに微量でも危険だ」という事実が導かれ、「それほど

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    motowota
    motowota 2012/04/01
    活動家や作家により分析意見など糞みたいなもんだ
  • なぜ放射線で癌になるのか : 池田信夫 blog

    2012年01月07日22:40 カテゴリエネルギー なぜ放射線で癌になるのか さっきの記事のおまけ。そもそも放射線を照射すると癌になるのはなぜか、ということが理解されていないのが、さまざまな混乱の原因らしい。放射線にはわからないことも多いが、それが人体に影響を及ぼすメカニズムはよくわかっている。科学でわかっていることと、まだわかっていないことを区別することは重要である。 原発事故で問題になっているガンマ線は、非常に波長の短い電磁波であり、電波や光と基的には同じである。ただ波長の短い電磁波はエネルギーが強く、原子に作用して電荷を変える電離作用(イオン化作用)があるため、電離放射線とも呼ばれる。ふつう放射線と呼ばれるのは、この電離放射線のことである。 強い電離放射線が原子に当たると、図のように電子をはじき飛ばしてプラスイオンにする。原子は電荷によって結合しているので、イオン化によって電荷が

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  • iモードの成功と失敗 : 池田信夫 blog

    2011年11月23日10:18 カテゴリIT iモードの成功と失敗 夏野剛氏が、ツイッターで怒っている。インターネット業界からドコモに行き、さんざん苦労して世界でも例のないインターネット型携帯サービスを立ち上げたのに、尊敬する方から否定発言されると言うのは当に悲しい。少なくとも2000年代前半にiPhoneは作れなかった。GoogleAppleもさんざん日を研究して作った。これは孫正義氏の次のコメントに対する反論だ。いわゆるiモードというのはインターネットじゃないんですよ。一般のインターネットがさくさくとブラウジングできるようなものでなく、囲い込まれた特殊な画面サイズの特殊なアプリの世界です。「一般のインターネット」の定義にもよるが、iモードはHTTPとHTMLで普通のブラウザからも見えるので、インターネットに入る。せめて「標準的なHTMLではない」ぐらいだろう。これはiモードので

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    motowota
    motowota 2011/11/24
    夏野剛は、ポストi-mode たる技術アイデアを見据えることができなかった。当時入ってたコンサルってボストンだよね?
  • 医師会はなぜ混合診療をいやがるのか : 池田信夫 blog

    2011年11月09日02:28 カテゴリ経済 医師会はなぜ混合診療をいやがるのか TPPについては、あす野田首相が参加表明する方向で固まったようだ。農協が反対するのは「またか」という感じだが、わからないのは医師会が入り込んできたことだ。きのうの報道ステーションで、日医師会の原中会長が「TPPで混合診療を認めたら国民皆保険が崩壊する」と言っていたが、いったいこれはどういう因果関係なのか。 混合診療とは「保険診療に自由診療を併用すること」だが、厚生労働省はこれを禁止している。患者が希望して保険外の高度医療を受ける場合には、保険診療の分もすべて自己負担になるのだ。この規制は健康保険法にも定められておらず、違法の疑いがあったが、先月26日、最高裁は厚労省の主張を認める判決を出した。 何のために、こんな世界にも類のない規制をしているのだろうか。医師会は「混合診療を認めたら、金のある人だけが高度医

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    motowota
    motowota 2011/11/09
    池田は医療技術だけで話をしてるが、そんなの財務的な経営体力の少ない病院がバッタバッタ倒れるだけだろ。
  • 政府は東電を救済するな : 池田信夫 blog

    2011年03月23日08:43 カテゴリエネルギー 政府は東電を救済するな 福島第一原発事故による損害と補償で、東電が企業として存続できるかどうか疑問になってきた。銀行は1兆円以上の協調融資をする予定で、政府も援助を検討している。原子力損害賠償法では、電力会社の賠償の限度額を1200億円と定め、それ以上の損害については政府が一部を補助することになっているが、今回のような巨額の賠償は想定されていない。1兆円を超えるともいわれる損害を納税者が負担することは、国会の同意を得られないだろう。 福島第二や女川などの原発が無傷だったのに、福島第一だけが致命的な事故を起こしたのは明らかに東電の過失である。特にJBpressにも書いたように、1号機と3号機の原子炉建屋が破壊されて大量の放射能を外気に放出したのは、経営陣の失敗である。また4号機の使用ずみ核燃料が火災を起こしてから冷却水の停止に気づくなど、

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    motowota
    motowota 2011/03/23
    池田信夫は気分とカンだけで物を言うから困る
  • 「無縁社会」キャンペーンの恥ずかしさ : 池田信夫 blog

    2011年02月13日14:20 カテゴリメディア 「無縁社会」キャンペーンの恥ずかしさ 昨夜のNHKの「無縁社会」の番組が、あちこちで話題になっている。私は「働く世代の孤立を防げ」というタイトルだけで見る気がしなかったが、内容は想像以上に恥ずかしいものだったようだ。それは上のイラストからも感じられるが、きわめつけがスタッフの作ったとみられる自作自演のつぶやきだ。 朝日新聞の「孤族」キャンペーンとも共通するのは、日来「有縁社会」で、その縁が失われるのは嘆かわしいという湿っぽいノスタルジアだ。しかし島田裕巳氏も指摘するように、人々は経済成長によって縁を失ったのではなく、高度成長期に自由で豊かな生活にあこがれて都市に集まり、みずから「無縁化」したのだ。小池和男氏などの調査でも明らかなように、日人が「社縁」の好きな会社人間だというのも幻想である。 ところがNHKは、この問題を逆に見て「2

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  • radiko.jpの日本的構造 : 池田信夫 blog

    2011年02月05日19:51 カテゴリメディア radiko.jpの日的構造 全国のラジオ局が放送を同時にネット配信するradiko.jpのサービスが、格的に始まった。いま配信しているのは関東と近畿の局だが、ウェブサイトでは、東京からは関東の局しか見えない。大阪の局に直接アクセスすると「サービス地域外のためラジオを聴くことができません」というメッセージが出る。 これはユーザーのIPアドレスから、その地域を判別してアクセスを拒否しているらしいが、かなり面倒な作業である。ほとんどのユーザーはISPからDHCPでアクセスしているので、IPアドレスと地域は対応していない。おそらく中継ルータのアドレスから地域を推定しているのだろうが、このためには全国の数万のルータのアドレスとその地域を対応させる膨大なデータベースが必要である。実際には、かなりエラーが出るようだ。 ネットラジオはiTunesに

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    motowota
    motowota 2011/02/06
    AKBのオールナイトや伊集院の馬鹿力の時にサーバーが落ちるのをなんとかしてほしい
  • ゲーム理論についてのよくある誤解 : 池田信夫 blog

    2011年01月02日19:59 カテゴリ経済テクニカル ゲーム理論についてのよくある誤解 橘玲氏の「サラリーマンはどのように絶滅していくのか?」というブログ記事で、ゲーム理論が誤って解説されている。こういう誤解はよくあるが、彼はよく読まれる作家らしいので、間違った話を繰り返すのはよくない。最大の間違いは、この記事と彼が引用している「アメリカはなぜ銃社会なのか?」という記事で異なる均衡を「ナッシュ均衡」という言葉で一くくりにしていることだ。 協力裏切協力 2  0 裏切 3  1 米国日米国 2  0 日 0  1 図は自分(左欄)と他人(上欄)の行動に対応する自分の利益(ペイオフ)をそれぞれ横軸と縦軸に書いた行列で、たとえば左の図は「自分も他人も協力したら利益は2、自分が協力して他人が裏切ったら0」などと読む(ペイオフは対称とする)。 銃規制(左側)は、私が4年前の記事でも書いたよう

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  • ソニーはなぜ没落したのか : 池田信夫 blog

    2010年12月17日11:42 カテゴリ経済 ソニーはなぜ没落したのか きのうは佐々木俊尚氏のつぶやきに端を発して、ソニーたたきで盛り上がったようだが、ソニーストアの対応ブラウザがIE6/7だというだけで「ソニーは死んだ」というのは大げさだろう。ソニーの症状は創業60年以上たった企業としては普通の大企業病で、他の大企業に比べて特にひどいわけではない。むしろ、まだ多くの人がソニーにこれだけ期待しているのは立派なものだ。 ただ辻野晃一郎氏も指摘するように、出井社長時代に採用されたアメリカ的な経営体制がガバナンスを混乱させた。以前の記事でも書いたように、「コテコテの日企業」であるソニーに形だけ「株主資主義」を持ち込む一方、抜改革をしないで900以上の連結子会社を温存した出井氏が、ソニーをだめにした主犯である。 私は20年以上ソニーの株主として見てきたが、ソニーがイノベーターだったのはプレ

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    motowota
    motowota 2010/12/18
    出井は仕組みだけ作って、会社をどのような方向に持っていくか考えてなかったんだろうな。バカだから。
  • オークション理論とデザイン : 池田信夫 blog

    2007年11月20日23:23 カテゴリ オークション理論とデザイン 17日の記事で「2.5GHz帯の審査を公開せよ」と書いたら、総務省は急きょ22日に業者の「討論会」を開くと発表した。しかし「落選確実」を出された業者は「こんな短期間で、まともなプレゼンテーションはできない。ただのアリバイ作りだ」と反発している。このような議論が行なわれるのは、美人投票もなしに談合で決まった時代に比べれば一歩前進だが、世界的には15年前の状況である。 書は、1994年に行なわれたアメリカの周波数(PCS)オークションを設計したポール・ミルグロム(たぶん10年以内にノーベル賞をとるだろう)が、オークション理論の基礎から電波政策などへの応用までを解説したものだ。内容は高度で一般向けではないが、「オークションは業者の経営を圧迫するのでよくない」という反対論がなぜ間違っているのか、といった点についてもていねい

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    motowota
    motowota 2010/11/30
    ミルグロム本に関するメモ
  • 退却戦の戦い方 : 池田信夫 blog

    2010年11月27日09:29 カテゴリ経済IT 退却戦の戦い方 きのうNHKの「ニュースウォッチ9」で、ルワンダがITインフラを整備しているという話が出ていた。こういうのは途上国にはよくある話で、日で明治維新のころに官営工場をつくったのと同じだ。それを孫正義氏がほめていたので、私がツイッターで、「日は途上国じゃない」とコメントしたら、山のようなRTがついた。 孫氏が自分を坂龍馬と重ね合わせて「富国強兵」をめざす気持ちはわからなくもないが、日はルワンダとは逆の衰退国なのだ。図は先週のEconomist誌のものだが、日の生産年齢人口は1995年の8700万人をピークにして毎年0.5%ずつ減っている。これは資蓄積をほぼ相殺するので、今後の日の潜在成長率は生産性上昇率とほぼ等しくなるが、その労働生産性上昇率が主要国で最低だから、今後はゼロ成長に近い状態が続くだろう。 ただ一人あた

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    motowota 2010/11/27
    孫正義は自分の失敗で責任をとらないよね。
  • 孫正義氏の「情報通信戦略」について : 池田信夫 blog

    2010年11月13日12:06 カテゴリ経済 孫正義氏の「情報通信戦略」について 日経済もIT産業も元気がない。孫正義氏のような起業家が100人ぐらい出てくるだけで、日は元気になるだろう。ただし彼が経営の天才だからといって、すばらしい「成長戦略」を立てられるとは限らない。経済学にも成長理論という分野があり、多くの研究の蓄積がある。それを無視して企業経営の延長上で論じると、すでに誤りだとわかっている落とし穴に落ちる。残念ながら、彼の「情報通信戦略」には、そういう落とし穴が多い。どの産業で伸ばしたらいいのか、というのがまさに戦略。国家戦略になるんではないか。私は思います。成長産業への集中的なヒト・モノ・カネのシフト。会社の経営で言えば、伸びる事業部にヒト・モノ・カネを寄せる。衰退する事業部、赤字の事業部から、これから新規に伸ばせる事業部、儲かる事業部にヒト・モノ・カネをシフトする。会社で

    孫正義氏の「情報通信戦略」について : 池田信夫 blog
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    motowota 2010/11/14
    前半でターゲティング政策を否定しているくせに、後半では「選択と集中」を勧めるのか。バカだろ。
  • 地デジという壮大な無駄づかい : 池田信夫 blog

    2010年10月30日19:10 カテゴリIT 地デジという壮大な無駄づかい 読売新聞によれば、総務省は来年7月のアナログ停波のとき、アンテナ工事が間に合わない世帯がBS経由で地デジ番組を視聴できるようにする「緊急対策」を講じるという。これは私が以前の記事で紹介したBS291~8チャンネルのスクランブルを外すということだ。この対策にはまったく予算はかからない。なぜ総務省は、今までこういう対策をとらなかったのだろうか? それは団藤保晴氏も指摘するように、「デジタル化は最初からこのBS方式にしていれば現在のような大騒ぎはなかった」と認める結果になるからだ。今のBSチャンネルはSDTVだが、チャンネルは余っているので3チャンネル取ってHDTVにすれば、地デジとまったく同じ放送が全国100%にできる。というか、10年前にできていたのだ。 これについては郵政省(当時)でも議論があり、省内にも「衛星で

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    motowota 2010/10/31
    池田信夫自体が、社会のムダ
  • 参院選で示された「暗黙の民意」 : 池田信夫 blog

    2010年07月13日02:59 カテゴリ経済 参院選で示された「暗黙の民意」 参院選の敗北で、財政再建に向けて動き出した民主党政権の動きは止まりそうだ。「増税の前にやるべきことがあるだろう」というお題目を唱えるみんなの党が躍進したこともあいまって、少なくとも次の総選挙までは消費税は封印されるのではないか。しかし今週の日経ビジネスでもシミュレーションしているように、世界最悪の財政状況で永遠に増税を先送りすることは不可能だ。 プライマリーバランス(PB)を2020年までに黒字化するという政府の控えめな目標を実現するだけでも、名目成長率が1.7%と想定すると歳入が21.7兆円不足する。これを消費税だけで埋めるとすると約10%の増税が必要だが、これはかなり楽観的な数字だ。ここ10年の名目成長率はほぼゼロなので、このままだと消費税を30%以上にしないとPBの黒字化は達成できない。 もちろん歳出を削

    参院選で示された「暗黙の民意」 : 池田信夫 blog
    motowota
    motowota 2010/07/13
    日本では「情報の非対称性をりようした」金儲けは非難されるけど、世界ではそうではない、ってどんな世界のこと?仮面ライダーの世界?
  • 「強い社会保障」より「効率的な社会保障」を : 池田信夫 blog

    2010年07月04日12:26 カテゴリ経済 「強い社会保障」より「効率的な社会保障」を 週刊ダイヤモンドの特集で、神野直彦氏が「強い社会保障、強い財政、強い経済」の説明をしている:GDP比で20%の税収、26%の歳出があるとすれば6%分が赤字となり国債で調達することになります。このとき、増税をして26%の税収を得るようにし、歳出も6%増やして32%にし、その分を強い社会保障の構築にあてるのです。金融市場の混乱で国債が発行できなくなっても26%分の歳出は税収で支えることができ、現在の社会保障の水準を維持できます。これが強い財政です。強い財政のもと、新しい産業構造に変えていくことで強い経済が生まれます。 何をいっているのか、さっぱりわからない。彼のいう「強い社会保障」とは要するに「社会保障費の増額」のことらしいが、増税分をすべて社会保障にあてたら財政赤字は改善できない。彼の脳内では「強い社

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    motowota
    motowota 2010/07/04
    高齢老人はチョー貯めこんでるか、チョー貧乏かの二択。
  • ITはもう成長産業じゃないのか : 池田信夫 blog

    2010年06月16日18:19 カテゴリIT ITはもう成長産業じゃないのか 日銀の奇妙な「金融ターゲティング政策」が話題を呼んでいる。日銀自身が「奇手」と呼んで2年間の時限措置にしているように、彼ら自身もその効果を信じていない節がある。インフレ目標の意味も知らない政治家がうるさいので、「そんなにいうなら金をばらまいてやる」という牽制かもしれない。 それはさておき、ここに列挙された成長分野18項目には、「環境」とか「医療」とか民主党政権に迎合したような項目が並んでいるが、「情報通信」がない。かろうじて「コンテンツ・クリエイティブ事業」があるが、これはGDPの3%程度のすきま産業で、成長率も年1%ぐらいだ。10年前には政府が「IT戦略部」を作ったほどの力の入れようだったのだが、情報通信はもう成長産業じゃないんだろうか? ITが成長率に貢献しないという問題は、ソローのパラドックスとしてよく

    ITはもう成長産業じゃないのか : 池田信夫 blog
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    motowota 2010/06/17
    ゼネコンが成長産業でないのと同じ。ITなんて所詮プラットフォームなんだし、その上でどんな商売するか、というのはITにはくくられないし。
  • 菅首相の掲げるあやしい「小野理論」 : 池田信夫 blog

    2010年06月05日15:36 カテゴリ経済 菅首相の掲げるあやしい「小野理論」 菅新首相の就任会見で気になったのは、次の部分だ:小泉・竹中政権のときに、需要が足らない中で供給政策をやった。あのカルロス・ゴーンさんが日産の従業員を大リストラして、確かに日産は飛躍的に業績が上昇しました。しかし、売り上げが上昇したんじゃないんです。自動車の売り上げは変わらないけれども、経費が下がったんです。[・・・]デフレの状態でデフレ政策をとったために、まさにデフレという状況がこんなに長引いてしまった。これはどこかで読んだことがあるな・・・と思って調べてみると、書の182ページの記述とほとんど一言一句おなじだ。 著者(小野善康氏)は菅氏の10年来の友人で、「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズの考案者といわれる。彼は内閣府参与なので、首相がそれをまねるのは不思議ではないが、小野氏の理論は通説とは

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    motowota
    motowota 2010/06/05
    経済学ド素人の菅直人だから、自分の頭で理解できる経済政策を採用しただけだろ。ローマーが理解できるならローマーに、斎藤が理解できるなら斎藤にするだろ。
  • クリエイターをいかに食わせるか : 池田信夫 blog

    2010年05月28日23:20 カテゴリITメディア クリエイターをいかにわせるか きょうiPadが発売された。それに合わせてアゴラブックスも営業開始する予定だったのだが、システムトラブルで来週の月曜に延期せざるをえなくなった。申し訳ありません。その代わりといってはなんだが、Ustreamで湯川鶴章さんと田代真人さん(アゴラブックス取締役)とやった鼎談の評判がよかったので、紹介しておこう(画像をクリックすると再生)。 2000年代は、コンテンツ産業の「失われた10年」だった。1999年に登場したNapsterに恐れをなした音楽産業が「著作権」をふりかざし、訴訟や警察によって消費者を脅かして既得権を守ろうとした。その後の大混乱によってもうかったのは弁護士だけで、訴訟によって音楽産業の衰退を止めることはできず、RIAAやJASRACは「利権団体」として批判を浴び、コンテンツ産業は萎縮してし

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    motowota
    motowota 2010/05/29
    クリエイターが汗をかいた分ちゃんと報酬がある、、、そのまえに、経営者や株主に資産が集中する現状をなんとかしなくちゃね。それ以外の人に金が回らないから、クリエイターにも金が回らない
  • 「自己」という幻想 : 池田信夫 blog

    2010年05月22日15:07 カテゴリ科学/文化 「自己」という幻想 学生時代に、廣松渉のゼミに1年間もぐりこんだことがあるが、そのゼミには毎回、大森荘蔵が出てきて討論していた。図式的にいえば、廣松が構造主義的な立場から「共同主観性」の優位を説くのに対して、大森がポストモダン的な「個人主観性」による価値の構成を論じる立場だった。あるとき大森が、ヴィトゲンシュタインの有名な例を出して「廣松さんには私の歯の痛みがわかりますか?」と質問したとき、廣松は「わかります」と答えた。 そのときは、さすがに廣松の議論には無理があると感じたが、脳科学のミラーニューロンについての最近の実験は、廣松説を支持している。書の紹介する「ラバーハンド実験」では、自分の腕とマネキンの腕をついたての向こうに置いて、両方を同時に刺激する。長期間これを続けていると、マネキンの腕を刺激すると自分の腕に刺激を感じるようにな

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    motowota
    motowota 2010/05/23
    感覚の伝達と情報の伝達を同じ次元で論じているバカ発見
  • 天皇制と2ちゃんねる : 池田信夫 blog

    2010年05月02日02:23 カテゴリIT経済 天皇制と2ちゃんねる きのうのニコニコ生放送は、「ネット上の誹謗中傷を考える」というテーマで、3時間もつのかな・・・と思っていたら、冒頭から田原総一朗さんが「私はネットはよくわからない」といって30分ぐらいで題を切り上げ、「天皇制は是か非か」といったすごい話題になった。そのとき、無理やり題に戻そうとして、私が「2ちゃんねるは天皇制の鏡像だ」と話したのが、意外に受けたので、ここで解説しておく。 昔のコラムで書いたように、2ちゃんねるのパワーの源泉は、会社に不満をもちながら、それを上司にはいえない平社員のストレスだと思う。そこでは、会社は定年まで脱出できない共同体として自分のアイデンティティでありながら、他方では組織の強い同調圧力がストレスの原因になっている。このように会社の求心力が強いのは、日が平和だったため国家の最高指揮官としての天

    天皇制と2ちゃんねる : 池田信夫 blog
    motowota
    motowota 2010/05/02
    池田信夫のくせにまともな議論だな。
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