2012年04月01日12:49 カテゴリ科学/文化エネルギー 科学と政治の分離 「毎日がエイプリルフール」の自由報道協会も、上杉隆代表が「郡山市に人は住めない」と称するデマ記事でWSJの記者の談話まで捏造し、あえなく自爆したようだ。今回の原発事故は、日本人の科学リテラシーの低さを世界に宣伝する結果になってしまった。 その一つの原因は、こうした自称ジャーナリストなどが事実と価値判断を混同し、科学者をモラルの名で断罪したことだ。「低線量被曝はそれほど心配ない」という医師を「許せない」と攻撃した田中龍作氏や、放射線のリスクを知らないのに「原発推進派の話法が悪い」などと意味不明な話をくり返す安富歩氏がその典型だ。 彼らの共通点は「原発は絶対悪だ」と思い込み、放射能のリスクを過大評価することが正義だと信じていることだ。その価値判断から「放射線はどんなに微量でも危険だ」という事実が導かれ、「それほど