「自己」という幻想 : 池田信夫 blog

2010年05月22日15:07 カテゴリ本科学/文化 「自己」という幻想 学生時代に、廣松渉のゼミに1年間もぐりこんだことがあるが、そのゼミには毎回、大森荘蔵が出てきて討論していた。図式的にいえば、廣松が構造主義的な立場から「共同主観性」の優位を説くのに対して、大森がポストモダン的な「個人主観性」による価値の構成を論じる立場だった。あるとき大森が、ヴィトゲンシュタインの有名な例を出して「廣松さんには私の歯の痛みがわかりますか？」と質問したとき、廣松は「わかります」と答えた。 そのときは、さすがに廣松の議論には無理があると感じたが、脳科学のミラーニューロンについての最近の実験は、廣松説を支持している。本書の紹介する「ラバーハンド実験」では、自分の腕とマネキンの腕をついたての向こうに置いて、両方を同時に刺激する。長期間これを続けていると、マネキンの腕を刺激すると自分の腕に刺激を感じるようにな

[kuro_66]

"不特定多数と相互作用しなければならない社会では、個人をモナド的な主体とみなして「自己責任」で行動させ、財産権によって彼の自由を守る制度が効率的である。"

[nama_tsuyama]

「ソーシャルブレインズ入門」

[yoiyama716]

『脳はなるべく新しい行動を起こさないで、習慣に従って認知コストを節約しようとする。人々が互いにこのような保守的行動をとると、規範ができて行動パターンが決まる。』

[ita-wasa]

本書の紹介する「ラバーハンド実験」では、自分の腕とマネキンの腕をついたての向こうに置いて、両方を同時に刺激する。長期間これを続けていると、マネキンの腕を刺激すると自分の腕に刺激を感じるようになるという

[richard_raw]

すべての感覚は錯覚だと思ってます。だから脳がつながってるという結論には同意できません。そして現在の経済学と結び付けるのは時期尚早じゃないですかね。

[kgbu]

集団の脳内モデルって、遺伝子とか発生のレベルで補強されているかなぁ、社会的に教育することで「他人の痛み」を理解するフレームワークがどれくらい補強されているのだろう。

[unorthodox]

「脳幹論」とかと五十歩百歩じゃねえのこれ（笑）

[motowota]

感覚の伝達と情報の伝達を同じ次元で論じているバカ発見

[lqgq]

認知コストの考え方は面白いと思った。＞ラバーハンドの実験。それただの条件付けじゃないの？

[maicou]

この人はたぶん頭が良すぎるんだよね。

[ahmok]

おもろい。こういう文章大好き／共同意識とか仏教的／歯の痛みは「痛い」って言ってもらえば理解できるよ。でないと歯医者さんは治療できないよ

[tokyocat]

《マネキンの腕を刺激すると自分の腕に刺激を感じるようになるという》　んなわけない！

[R30]

本当かどうか要検証

[hihi01]

道元ですな。　http://bit.ly/9f2gIb

[m_nagase]

水源とナイフ1本あれば、1ヵ月のサバイバル生活ぐらい、難てことはない。

[onan]

ラバーハンドのはただの条件反射でねーの

[kagehiens]

このおっさん、どうにか撤去してしまえないのか。ポジショントークと誤解に基づいた啓蒙（？）活動ばっかりで見てて辛い。

[kochory]

勘違い注意。自分からは見えない位置に腕を置いた状態で、見える位置においたマネキンの腕を刺激するのと同時に自分の腕の対応する部位を刺激すると、マネキンの腕が自分の腕であるように感じられる、ということ。

[Apeman]

哲学の素養がまるでないことがよくわかるエントリ

[havelka]

社会脳

[sizukanayoru]

"「ラバーハンド実験」では、自分の腕とマネキンの腕をついたての向こうに置いて、両方を同時に刺激する。長期間これを続けていると、マネキンの腕を刺激すると自分の腕に刺激を感じるようになる"

[shiganet]

ソーシャル・ブレインズ RT http://eeg.jp/EaV4 「自己」という幻想 - 池田信夫 blog

[takachino]

あんてなピピピ

[kikai-taro]

「新しい行動を起こさないで、習慣に従って認知コストを節約しようとする」――ここが価値の源泉かも

[a_suenami]

"脳が相互作用するとき、重要なのは認知コストである。…。したがって脳はなるべく新しい行動を起こさないで、習慣に従って認知コストを節約しようとする。”　心理学（？）と経済学の関連がわかる。知は構造化して