G大阪DF安田理大(20)が「世界のヤスミチ」を目指し、御前試合で最後のアピールを行う。12日の川崎F戦(万博)に向け11日、大阪・万博練習場で前日練習。西野監督の個別指導でミドルシュートを打ち込んだ。10本中6本をゴールにたたき込み“新兵器”を磨いた。しかも、五輪代表の反町監督が視察予定とあって「北京には絶対に行く。ミドルシュートでゴールも狙う」と言い切った。 マイブームは、3の倍数と3のつく数字でアホになるというお笑い芸人・世界のナベアツのギャグ。この日はクラブハウスにあったナベアツの写真集を持ち帰った。「北京に行って、世界のナベアツではなく、世界のヤスミチになる。この本、面白いで」と笑った。 尊敬するG大阪の先輩、フランクフルトMF稲本は00年シドニー五輪で活躍し、日本代表へ、世界へ羽ばたいた。安田も同じ道を夢見る。今季はA代表では主力の地位を築いた。一方で反町ジャパンでの立場は絶対