八咫烏なく日の丸のみの五輪代表ユニ発表 日本サッカー協会は14日、北京五輪に出場する男女代表ユニホームのデザインを発表、国際オリンピック委員会(IOC)の規定で、日本協会のシンボルである3本足のカラス「八咫烏」のエンブレムが認められないため、ユニホームの左胸には日の丸のみが入るシンプルなものとなった。契約するアディダス社のトレードマークである3本線もない。 IOCは北京五輪のガイドラインで、ユニホームやスパイクなどの用具に入るメーカー商標の数、大きさを定めている。各国協会のエンブレムやメーカー特有のデザインも、宣伝やレプリカユニホーム販売などの商業行為につながる可能性があることから、使用が制限された。 日本サッカー協会関係者によると、協会エンブレムなしの日の丸だけのユニホームで五輪に出場するのは銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪以来となる。