ロンドン五輪では女子サッカー日本代表が銀メダルを獲得。国内のなでしこリーグにも注目が集まるなか、下位に低迷する大阪高槻の再建を託されたのが、Jリーグ草創期からG大阪などでGKとして活躍した本並健治監督(48)。自身の新たな挑戦と、女子サッカー盛り上げへの意欲を聞いた。(聞き手・上阪正人) --初監督は前半戦10チーム中9位のチーム 「もう下はない。上を見るしかないから面白い。でも、短期で結果を出さないといけない。本当は3年ぐらいかけてじっくり作りたいけど」 --目指すサッカーは「前半戦は引いて守ってカウンター狙いだった。3点取っても4点目、5点目を狙う攻撃的なサッカーをしたい」 --GK出身監督は珍しい 「GKは野球でいえば捕手と同じ。フィールド全面を見られるからDF、MF、FWすべてが見えている」 --引退後から監督への思いはあった? 「GKコーチはいくらやっても認めてもらいにくい。オフ