2008年に一度だけその頂に上り詰めたことがある、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)という「山」に今季再び挑戦したガンバ大阪。準決勝で広州恒大に2戦合計1−2で敗れ、「今年、1番取りたかったタイトルというか、一番大事にしていたタイトルが終わってしまった」と宇佐美貴史が呟いた言葉はチームの総意でもあった。 昨年、クラブ史上初の3冠を勝ち取った大阪の雄は、国内外合わせると計6つの大会でタイトルの可能性があっただけに、一部のメディアは「6冠制覇」がチームの目標であるかのように書き立てた。しかし、「出るからにはどの大会も優勝を目指す」という長谷川健太監督らの言葉を曲解しただけにすぎない。 昨年、3冠を獲得した直後「ACLは本当に楽しみ」と早くも長谷川監督が言えば、始動直後の1月にはエースの宇佐美が「アジアで一番強いチームだと証明することが、今のガンバにとって必要なこと。どのタイトルも大事だけれど
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