ガンバ大阪・遠藤保仁インタビュー(1) Jリーグセカンドステージの天王山となった第14節の浦和レッズ戦。首位レッズを勝ち点4差で追う3位のガンバ大阪は、勝てばレッズとの差が勝ち点1差に縮まり、逆転優勝を狙える状況に持っていくことができる。しかし、ガンバは0-4で大敗し、優勝争いから脱落した。 「あれが、今の俺らの実力だと思う」 遠藤保仁は淡々とそう語った。 確かにこのレッズとの一戦、2014年に三冠を達成したときの勢いや、昨季のチャンピオンシップでサンフレッチェ広島と激闘を繰り広げたときのような勇ましさはなかった。 ガンバ大阪の今季の戦いぶりについて振り返る遠藤保仁 2016年シーズン、ガンバはファーストステージ6位、セカンドステージ4位、年間勝ち点4位という結果で終えた。チャンピオンシップ出場を逃し、ルヴァンカップでも決勝でレッズにPK戦の末に敗れてタイトル獲得を逃した。まだ天皇杯は残し