世界最大の自転車パーツメーカー、シマノが開設した展示・交流スペース「シマノスクエア」 =大阪市北区のグランフロント大阪内「ナレッジキャピタル」 高速で快適に走行できるスポーツ用自転車「ロードバイク」の市場拡大を受けて、大阪市の中心街、梅田と難波を代表する大型商業施設にサイクリング関連店舗が続々オープンしている。全国各地でサイクリングイベントが増え、自転車通勤も広まり、ロードバイク愛好者の裾野は拡大している。経済の活況が続く大阪での出店ラッシュは、サイクリング文化のメジャー化を象徴している。 自転車系を「狙って誘致」キタの繁華街、梅田の新しいシンボルとなった「グランフロント大阪」。この大型複合施設内にある産官学交流拠点「ナレッジキャピタル」に今年2月、世界最大の自転車部品メーカー、シマノが新しい展示・交流スペース「シマノスクエア」をオープンさせた。 300平方メートルを超える広々としたスペー