2019年のJ1も大詰め。鹿島・FC東京・横浜FM・川崎の優勝争いや来季ACL圏内争いが佳境を迎えている。しかし昨シーズンに続いて大混戦となっているのがJ1残留争いである。 この時期になってJリーグの試合会場に足を運ぶと、あることに気づく。 ハーフタイムだけでなく、試合中にもスマホにちょこちょこ目をやる人が増えるのだ。 それはよっぽどの急用じゃない限り、絶対に他会場の経過を見ている、はずである。かくいう筆者も「目の前の試合に集中しろ!」と言われそうだが、気になる試合はライブ配信を横目に観戦しているのだから。 今季もそんなファンやサポーターが増えるんだろうな……と思ったのは、J1第30節の結果である。最下位の磐田が清水との静岡ダービーを2-1で制し、勝ち点を「25」とした。そして下記は11月5日終了時点で残留争いに関わっているクラブの順位表だ。カッコ内の数字は(勝ち点/得失点差)である。 1
![ここ最近、J1残留ラインが高すぎる。プレミアやブンデスと比べても……。(茂野聡士)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92240c2d8392feefc4f2baa6151c0954dc4aa44e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2F2%2F-%2Fimg_d219723835f04c4761467375518106da154224.jpg)