これまでシリア情勢などで鋭く対立してきたイランとサウジアラビアの外相が、国連総会に合わせ訪問しているニューヨークで会談を行い、今後、両国の関係が改善に向かうのか注目されます。 イランのザリーフ外相とサウジアラビアのサウド外相は21日、国連総会が開かれているニューヨークで、およそ1時間にわたって会談しました。 イスラム教シーア派のイランと、スンニ派が実権を握るサウジアラビアは、これまでイランの核開発問題やシリアの内戦などを巡って鋭く対立してきましたが、去年8月、イランで国際社会との対話路線を掲げたロウハニ政権が発足したことから、両国関係にも関心が集まっていました。 イランのメディアによりますと、今回の会談で両外相は、シリアとイラクで勢力を広げるイスラム過激派組織「イスラム国」への対応など、中東地域の重要課題について意見を交わしたということです。会談のあと、イランのザリーフ外相は「会談は、両国
![イランとサウジアラビアの外相が会談 NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/32e7b468c562ccbb0e56d4090a18ebcbe9a25027/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20140922%2FK10047834111_1409221414_1409221418_01.jpg)