ある本を買うかどうか迷ったとき、皆さんは何を判断基準にしていますか? 帯の推薦文やあとがき、装丁や表紙の美しさなど、本によっても様々だと思いますが、圧倒的に多いのは「とりあえず1ページ目を読んでみる」という方法ではないでしょうか。 これは万国共通のようですが、他にも「99ページ目だけ読めば良い」と言われているのをご存知でしょうか? 提唱したのは著名なイギリス人作家フォード・マドックス・フォード。20世紀を代表する小説の1つとうたわれる『かくも悲しい話を……(The Good Soldier)』の作者として、また編集者としてもD.H.ロレンスを発掘するなどの功績で知られている人物です。 「99ページ目を開いて読んでみるといい、そうすればその本全体の質が分かるというものだ」。欧米の本好きに良く知られるこの言葉は、「もしその本が素晴らしければ、どの場所を読んでも素晴らしいはず」という考え方から来
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