3秒で面接の合否は分からない――就活都市伝説に隠された、本当の意図:サカタカツミ「就活・転職のフシギ発見!」(3/3 ページ) 就活都市伝説は、本当の問題のありかを覆い隠す 正直に書いてしまうと、新卒採用という仕組みは、企業にとってとても効率が良いのです。働きたいという人が一定数まとまっている、しかも、学校名というレッテルが貼られていて分かりやすい、さらに初任給という企業の中で最低限の給料で働かせることができる。安価で良質な労働力が目の前にあり、今まで培ってきたシステムで、サクッと採ることができる。そんなシステムを企業が放棄するとは思えない。3割の早期離職者も、そういうシステムの中から生まれているのかもしれませんが、その離職者を出してでも、効率を優先したいと考えている企業は少なくありません。都市伝説のようなものに振り回されていると、企業の隠された本音を見落とす可能性があります。以前、採用担