MVP という言葉が一般的になりましたが、まだまだ手作業型のMVPについてはその価値がまだ伝わっていないように思います。そこで「早くローンチする、早く売る」のに最適な手作業型MVPを中心に、MVPの作り方を解説しています。 Special Thanks:
生成AI利用プログラミング:誰でもプログラムが書けると 世の中どうなる?/open-campus202408
スクラムフェス福岡2024での講演資料です。 --- 皆さん、職場でFour Keysを導入していますか? Yesと答えた皆さん、『LeanとDevOpsの科学』は読みましたか? あくまで僕の周囲のみの観測で語るのですが、Four Keysを職場で導入しているという人はとても多いので…
ウクライナ軍に入隊したアジャイルコーチが、さまざまなメソッドを駆使して中隊長としてのリーダーシップを実現した話(前編) アジャイル開発の代表的な方法論であるスクラムをテーマに、都内で1月に開催されたイベント「Regional Scrum Gathering Tokyo 2024」で、経験豊富なアジャイル開発のエキスパートとしてウクライナを拠点にアジャイルコンサルタントをしていたドミトロ・ヤーマク(Dmytro Yarmak)氏が、ロシア軍の侵攻後にウクライナ軍に入隊し、中隊長としてリーダーシップを発揮するためにさまざまなメソッドを駆使して軍隊の組織を変革していった経験を語ったセッション「A True Story of Agile Coaching in Ukrainian Armed Forces」が行われました。 軍隊という、企業とは異なる構造や目的を備えた組織で、しかも多くの民間人が入
こんにちは。LayerX バクラク事業部 バクラクビジネスカード開発チームEMの @shnjtk です。新しいMacBook Proがとても気になっています。スペースブラックいいですね。欲しい。 この記事は LayerXテックアドカレ 13日目の記事です。前回は @itkq による 情報の流通性を上げコミュニケーションを活性化させるNotionデータベース でした。次回は @yossylx が担当します。 今回は、開発チームの開発速度をどのようにして測るかということについてお話します。 ストーリーポイントによるベロシティの計測 ストーリーポイント(SP)とは、アジャイル開発において、開発しようとするユーザーストーリーや機能、その他のタスクの大きさを表す見積もりの単位であり、タスク同士の相対値で表現されます。例えば「この機能はSP 3」、「この機能はSP 5」のように使われます。タスクの完了
小中新規開発グループ (a.k.a. tara チーム) の qsona です。 tara チームでは、スタディサプリ中学講座というプロダクトを開発しており、約1年前 (2022-02) に本リリースして以来、継続してプロダクト開発を続けています。 tara チームのプロダクト開発は、基本的にスクラムの手法にのっとる形で行っています。ビジネス的な境界により分けられた3つのスクラムチームが存在します。 スクラムの運用については、それぞれの現場において悩みごとが起きがちだと思いますが、tara チームでもご多分に漏れず、うまくいっていること・いっていないことが存在します。今回は、その3つのうちの1つのチームである「学習コアチーム」において存在した、Sprint Planning に関する (あるいはそこから掘り出された) 課題と、それに対してどう対処したかについて書きたいと思います。 なお、本
東京都は、都政の構造改革「シン・トセイ」を進める中で、確認と改善のプロセスを絶えず繰り返す「アジャイル」を改革実践のキーワードの一つとしています。 これを都庁内にしっかりと定着させていくため、2022年度から、デジタルサービスの「アジャイル型開発(※)」に取り組んでいます。 この度、これまでの実践の様子や職員たちの気づきなどを記録した「アジャイル型開発プレイブック(※)」を公開しました。ぜひご覧ください! (※)アジャイル型開発とは、 「顧客にとってより良いものにするために、見直しすることを躊躇しない開発手法のこと。 またそのマインドセット、および価値観のこと。」とされており、 システムの世界では、「迅速かつ柔軟に」開発ができる手法として注目されています。
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 昨年12月に新刊『チームトポロジー』が発売になったのでぜひよろしくお願いします。 今年もスクラム実践者の祭典であるRegional Scrum Gathering Tokyoが、2022年1月5日〜7日までの3日間開催されました。 このイベントで「プロダクトバックログ Deep Dive」というタイトルで発表しましたので、資料を公開します。 スクラムガイドでも、プロダクトバックログという単語の登場回数は非常に多く、それだけ重要だということが分かります。 一方で網羅的にまとまっている資料が日本語ではあまり存在しなさそうなので、今回用意してみました。 内容については、過去にこのブログで説明している箇所も多数ありますが、1箇所にまとめたことに意義があるということでご了承ください。 みなさんのお役に立てば幸いです。 内容に関するご意見やフィードバックは、T
私が講師を務める次回の認定スクラムマスター研修(CSM)及び認定 LeSS Basics (CLB)研修は、2024年6月3日に開催される予定です。研修の予約はこちらよりお願いします。 スクラムについての無料オンライン学習をご利用になりたい方は、こちらをクリックしてください。 意図的にスクラムの一部とされていないものや、スクラムと矛盾するもの、またスクラムを役立たないものにしてしまうものを挙げてみます。 スクラム警察が来てあなたを牢屋に入れてしまうわけでもありませんし、意図的に何かを排除することに意味があるように思えないかもしれません。ところがスクラムに必要だという思い込みがあると、時に人は、意図せず、気にせずに行動してしまいます。下記のリストに挙げた一件一件について、どういった問題を解決しようとしているのか、そしてあなたのシステムの最適化目標にそった解決法があるのかどうか、考えてください
ベロシティは、スクラムの要素だったことはありません。 ソフトウェア開発に「ベロシティ」を適用することは、エクストリーム・プログラミング(XP)の先駆者たちによって考案されましたが、今ではそれが良くないアイデアだと考える人たちもいます。 残念ながら、スクラムの世界では、いまだに 「4倍のベロシティ向上 」や 「超生産性」などの言葉を押し付けている人がいます。私はこれを恥ずかしく思っています。これは、私が ケン・シュエイバーから学んだ スクラムではありません。ケン・シュエイバーは代わりに、 厳格な完成の定義 と、守れない約束を避けるということを強調していました。 もし私たちが、 実験から学び、適応する能力 を促進するのであれば、特に私たちの近視眼性(木を見て森を見ない傾向)と短絡的な認知バイアスを考えると、従来の生産性重視の姿勢は(それがどのような理由であれ)有害となりえます。あなたが昔に書い
結論から言うと受発注の関係性でアジャイル開発やるのは完全に間違えてる 受注側が優秀だと発注側の意思決定の遅さにイライラするし 受注側が未熟だと発注側のイメージが具現化されない 第三者的に両方の場合に遭遇したんだが記録しておきたい 受注側が優秀な場合スプリントのスピードが速すぎて発注側の意思決定が間に合わない 評価用のボタンを作成するときにGood/BadにするかGood/Normal/Badにするかを決めるだけで2週間かかる 本来なら意思決定者がミーティングに出て欲しいが日本企業は権限委譲しない会社ばかりなので 最終決定は上役の偉い人になるが、そういう人はなかなか捕まらないので意思決定が遅くなる 「意思決定を早くしよう」ということでミーティング時間を10分に制限するとか意味不明なことをしてる 責任を下位の役職まで委譲しないとアジャイルは成り立たない まぁなのでこういう組織にはアジャイルは向
みなさん、コードを書く前に設計書を書きますか? 書くか書かないかは人それぞれだと思いますが、「設計」というプロセス自体は意識的であれ無意識的であれエンジニアであれば全員やっていることだと思います。 今回は設計プロセスの改善という文脈で私たちがDesign Docという仕組みを導入したことについて共有しようと思います。もし同じような状況を経験している人がいたら参考になれば幸いです。 導入の背景まずは導入するに至った状況からお話します。 私たちのサービスは、利用していただくユーザーの数が増加しています。それに伴って品質のハードルも上がってきました。サービスに障害が発生するとユーザーさんに大きな損害を出してしまうことになるからです。そこで今まで以上に安全にサービスを開発できる仕組みづくりが必要になりました。ですが、実現のためには大きく2つの課題がありました。 課題1. 開発スピードが徐々に鈍化し
アジャイル開発の外部委託が「偽装請負」だと疑われないためにすべきこと、厚労省が公表した疑義応答集を読み解く(前編)。Agile Japan 2021 アジャイル開発において開発担当者を外部のベンダに依頼した場合、必然的に発注側の企業とベンダ側の開発者が1つのチームとなり密なコミュニケーションを行います。 すると、発注側の企業がベンダの開発者の業務遂行に対して具体的な指示を行う、いわゆる「偽装請負」とみなされる可能性があるのではないか? という疑義が以前から呈されていました。 この疑義に対して、どのように対処すれば偽装請負と見なされないか、その指針が今年9月に厚生労働省から「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準(37号告示)関係疑義応答集」として公表されています。 オンラインで11月8日に開催されたイベント「Agile Japan 2021 Day 0」では、この疑義応
多くのマネージャや経営者に会ってきた中で、マネジメントの手法や組織のあり方の背景には、大きく二つの流派があるのではないか感じています。 一つは、未来の目標を決めて突き進もうとする考え方。もう一つは、将来は予測しきれない前提に立ち、変化に対して柔軟であろうとする考え方。 この本質的な部分で考え方(マインドセット)が合っていないと、世の中にある多くの手法や制度を真似てもうまくいかない。これは、どちらが正しいといった話ではなく、違いを認識することが重要ではないかと考えて整理してみました。 本稿では、この2つのマインドセットを「予測型マインドセット」と「適応型マインドセット」と定義して、その違いについて深掘りをしてみましょう。 未来の想像を先にするか、現在が続く先に未来があるか 「未来の働き方はどんな風になっていると思いますか?」 先日、とある大企業のイノベーションを担う部門の人たちから、リモート
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは! アジャイルコーチの荒瀬です。 ヤフー、および関連会社のアジャイル開発支援や研修を担当しています。 今回はヤフーのスクラム実践者の学習方法についてお話しします。 イベントや研修の中で、スクラムの勉強方法をいろいろな方から質問されることが多かったので、記事にするとより多くの人の役に立つのではないかと思い執筆することにしました。 また、せっかく書くのであれば、ヤフーの中にいるさまざまなスクラム実践者の話も交えると、経験年数別に、より参考になりそうな書籍、セミナーや研修を紹介できるのではないかと考え、ヤフーのスクラム経験者にも協力いただいています。 スクラムを始めた頃の自身のことを考えながら、こういう記事があるといいのにと思
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田 達夫)は本日、アジャイル開発を外部委託で行うケースを想定したアジャイル開発版「情報システム・モデル取引・契約書」を公開しました。 URL: https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/20200331_1.html 経済産業省が推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)の時代では、その中核となる情報システムの開発にも、ビジネス環境の変化への俊敏な対応が求められます。そのため、技術的な実現性やビジネス成否が不確実な状況でも迅速に開発を行い、顧客の反応に基づいて素早く改善を繰り返すという、仮説検証型のアジャイル開発が有効となります。このような観点から、同省が2018年9月に公開した「DXレポート」では、DXの進展によるユーザー企業とITベンダー(ベンダー企業)の役割変化などを踏まえたモデル契約見直しの必要性が指摘
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く