米トイザラス破産申請=ネット通販台頭で打撃 2015年末に閉店したニューヨークのトイザラス店舗。15年12月30日(EPA=時事) 【ニューヨーク時事】米玩具販売大手トイザラスは18日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をバージニア州の裁判所に申請した。アマゾン・ドット・コムをはじめとするインターネット通販の台頭や、ウォルマート・ストアーズなど大型量販店の安値攻勢に押され、業績不振に陥っていた。2000近くある世界中の店舗と、ネットを通じた営業はこれまで通り続けるという。 日本トイザらス、国内店は通常通り営業=米社の影響なし トイザラスは「米国とカナダ以外の店舗は破産手続きの対象外」としているが、仮に再建が難航すれば、現在160店舗を展開する日本事業にも影響が及ぶ可能性がある。 トイザラスの債務総額は約50億ドル(約5600億円)。米メディアによると、このうち来年満期を迎える