パナソニックが2020年東京五輪のスポンサーに就任することが20日確実となった。来年2月に正式に調印する見通し。18年平昌冬季五輪のスポンサーにもなる。パナソニックが支払う両大会の契約金は計100億円程度とみられる。 パナソニックは競技会場の大型スクリーンや警備用のカメラなどを手掛ける。会場や選手村に製品を納入し、世界にブランドや製品を宣伝する。 長栄周作会長は20日、来日中の国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と会談した。スポンサー契約の具体的な内容は今後詰める。 パナソニックは1988年のカルガリー冬季五輪からスポンサーとして映像機器などを納入してきた。来年のサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会では、スタジアムに大型スクリーンなどを設置することが決まっている。