「将棋界のレジェンド」として知られる現役最年長棋士の加藤一二三(ひふみ)九段(77)が6月20日、「第30期竜王戦」6組の対局で高野智史四段(23)に敗れた。この瞬間、加藤九段は引退。62年10カ月にわたる現役生活に終止符を打った。
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「将棋界のレジェンド」として知られる現役最年長棋士の加藤一二三(ひふみ)九段(77)が6月20日、「第30期竜王戦」6組の対局で高野智史四段(23)に敗れた。この瞬間、加藤九段は引退。62年10カ月にわたる現役生活に終止符を打った。
ドワンゴが主催する「ニコニコ超会議 2017」(4月29~30日、千葉・幕張メッセ)で、プロ棋士の羽生善治三冠と加藤一二三九段の対談が行われた。司会は将棋ファンでもある芸能人のつるの剛士さん。 羽生三冠は、2016年に行われたドワンゴ主催の第2期叡王(えいおう)戦に参加し、準決勝で佐藤天彦名人に敗れた。叡王戦優勝者は2017年に行われる第2期電王戦で、山本一成さんと下山晃さんが開発する将棋AI「PONANZA」と戦う。史上初の七冠を達成するなどさまざまな記録で歴代1位の記録を持つ羽生三冠と、最強の将棋AIの対局が期待されていた。しかし佐藤名人が羽生三冠を破り、電王戦も第2期で終了となるため、公式の場での羽生三冠とAIの対局は実現しなかった。 対談はニコニコ動画ユーザーからの質問に答える形で行われ、その中で「もしも神様から昔の対局を一手だけ指し直せる権利をもらえたら、どの対局のどの手を指し直
将棋界で60年以上、プロ棋士として活躍し、今月、史上最年長の棋士となったばかりの加藤一二三九段が、競合する別の棋士が勝ち星を挙げた結果、順位戦の最も下のクラスの中で下位にとどまることが確定し、規定によって、残された対局を終えた時点で現役を引退することになりました。
将棋の加藤一二三(ひふみ)九段(77)が12日、公式戦出場の史上最年長記録(77歳0カ月)を更新した。プロ入りから約63年になる大ベテランで、数々のタイトルを獲得してきた名棋士。一方、この日敗れると引退が決まる恐れがあり、現役を続けられるかどうかの瀬戸際に立たされている。 午前10時。記録係が対局開始を告げると、先手番の加藤はすぐに力強い手つきで初手を指した。若手の石田直裕四段(28)との一戦は、加藤が最も得意とする相矢倉の戦いに。休憩をはさみ、夜までに決着する見込みだ。 現行規定でのこれまでの公式戦出場最年長記録は、2年前に95歳で亡くなった丸田祐三九段の76歳11カ月。今月1日に77歳になった加藤は21年ぶりに記録を更新した。対局前日、加藤は取材に「一度の不戦敗もなく、常に心を躍らせながら盤面に向かい、全力で闘い抜いて来られたことは誇り」とコメントした。 1954年、当時の史上最年少記
“無心”であることの難しさと効用 (田中 秀征=福山大学教授) 先日、所用で京都に行ったとき、時間を割いて琵琶湖畔のホテルに足を延ばした。将棋の王将戦第2局が行われていたからだ。 幸い短時間の公開大局で、羽生善治王将と挑戦者の久保利明八段の対局姿も観ることができた。 対局室は湖の際にあり、全面ガラス張りで琵琶湖が一望できる。ちょうど雪が降りそそぎ日本画のような風情であった。 羽生王将は、静かに琵琶湖を眺めていたかと思うと、正面を向いて駒を取り上げ、ピシッと小さな音をさせて一手を指した。そして、また雪の湖に目を向けた。何とも言えない風格があった。 1996年に、彼が将棋の全タイトルを獲得して7冠王に輝いたとき、将棋ファンの私も祝賀パーティーに駆けつけてお祝いのスピーチをした。 今回もそのときのことを思い出した。羽生さんの新鮮さは10年前と少しも変わらなかった。 第一人者は常に
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