アイスランド・レイキャビク(Reykjavik)の議会前で行われたデモの参加者ら(2010年3月6日撮影)。(c)AFP/Halldor Kolbeins 【3月7日 AFP】(一部更新)アイスランドで6日、世界的な金融危機の影響で2008年に経営破たんした銀行「アイスセーブ(Icesave)」に口座を持っていた英国とオランダの預金者を公的資金で保護する法案の是非を問う国民投票が行われた。投票締め切り直後の政府発表によると、反対が大半を占めた。 公共放送RUVによると開票率32%の段階で反対票が約93.1%を占め、賛成票は1.6%に過ぎなかった。最終的な投票率は明らかになっていないが、RUVによると投票締め切り数時間前の時点で有権者23万人の54.45%が投票していた。 英蘭両政府はアイスセーブに預金していた合計約34万人の自国民に預金分を払い戻していた。アイスランド議会は前年12月、負担