3個の量子ビットを連結した素子。素子はAl(アルミ)の薄膜などから成る。中央の量子ビットは,可変結合器として利用する。 NECは量子コンピュータの実現に向けて,複数の量子ビットをオン/オフが可能な可変結合器で接続したシステムの実証に世界で初めて成功した,と発表した。各量子ビットの寿命となるコヒーレンス時間が,量子ビットの結合時に大幅に劣化しないのが特徴で,原理的には数十個の量子ビットからなるシステムの構築が可能になったという。NECは今回の成果を米国の学術雑誌「Science」の2007年5月4日号に掲載した。 NECのシステムは,ジョセフソン接合素子を用いた磁束型の量子ビットを3個連結したもの。これを20mKという極低温で動作させる。各量子ビットは1辺が数μmの大きさで,NECが2004年に発表したものと基本的に同じである。ただし今回のシステムでは,量子演算子は両端の2個だけで,中央の量
三重県の地方銀行である百五銀行はWindowsで構築した新基幹系システムの稼働を開始した。マイクロソフトによれば、勘定系を含むフルバンキングをWindowsで構築した銀行は、世界で初めてだという。ゴールデンウイーク最終日の5月6日(日)に稼働を開始し、7日(月)から平日稼働を開始した。現在のところ、トラブルはなく順調に稼働している。 新システムの構築は2003年から始めた。OSに「Windows Server 2003 Datacenter Edition」、サーバー機に日本ユニシスのIAサーバー「ES7000」、パッケージには日本ユニシスの「BankVision」を使っている。 旧基幹系システムは日本ユニシスのメインフレームで稼働していたが、新商品開発のスピード向上や運用コストの削減、周辺システムとの連携などを図るため、Windowsで再構築することを決めた。新システムでは休日の窓口での
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