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2011年11月28日のブックマーク (2件)

  • 原発危機の経済学 | wrong, rogue and log

    このエントリはいろいろ逡巡して書いていたのだけれど、まだ生々しくてうまく書けない。でも、もうこのまま公開しようと思う。 原発危機の経済学: 齊藤 誠 http://amzn.to/uGCKrL 何はなくても僕はこのを2011年に読んだナンバーワンの書籍とせざるを得ない。それは日の一級の知性が未曾有の災害に対して真摯に考え続けた中間報告が書であるという理由もあるのだが、なにより著者の齊藤誠さんがこのを書く過程で、僕も微力ながら数字まわりのちょっとしたファクトチェックに関わらせていただくことになり、震災直後からのメイルの議論を通じてこのの成立過程を目の当たりにしてきたという事情を無視できない。あまりに微力なのでここに書くのもおこがましいが、それでも齊藤誠さんはまえがきに僕の名前を謝辞として入れてくださった。 何よりこのはとても誠実なである。福島第一原発の危機を考える際に 、第一の

    原発危機の経済学 | wrong, rogue and log
  • RED NOTE 大学生は多すぎるのか?、の教育経済学者の議論の仕方

    前回の日の大学は多すぎるのか?への反響が結構あってビックリしました。日の大学は米国の大学と違ってシグナリング理論に過ぎず人的資を生み出していないのではないか?という意見はその可能性が十分あるのでもう少し勉強しようと思います。 今回は提案型政策仕分けを始めとして日で行われている「大学生は多すぎるのか?」の稚拙な議論のされ方と対比させるべく、アイビーリーグの大学院で教育経済学を教えている先生方がアメリカでの似たような問題に対してどのように議論しているかをご紹介しようと思います。 まずは、US Newsで扱われた「大学に行く価値はあるのか?」というテーマで掲載された、プリンストン大学で教育経済学を教えている先生の議論を要点だけご紹介します。 First, when considering the direct costs, tuition and student debt have no