年に20回くらいはもらしている。それも電車の車内でだ。 もともと腹が強い方でなく、朝トイレに行っていても何かの拍子で便意が来る。「あ、来たな」と思ったらもうダメだ。5分持たない。 速やかにトイレに駆け込めれば良いが、それが出来ない状況に限って起こるのだから始末が悪い。 冷房の風が直撃する夏が特にヤバイがそれ以外の季節だろうが来る時は来る。 もちろん限界まで粘る、だがそれを超えたら少しずつ括約筋を緩めて被害を最小限に留めつつ放出していくしかない。 この段階で頭にあるのは諦念と開放感だ。周りの人間にバレてるかも、などと心配するのはもうとっくにやめている。どうせ顔など覚えていない。 幸い下痢性では無いのでパンツからコロンと下まで落ちることは滅多に無い。 あまり混まないトイレは把握しているので、落とさないよう気を使いながら最大限の速度で向かう。 個室に入ったら被害状況の確認だ。思ってたほど出てない