JR東日本は4日、東北・上越・北陸の各新幹線の計44駅(JR西日本管内を含む)すべてで、発車時刻などを示す電光掲示板が表示されなくなるトラブルが起きたと発表した。同日の始発から発生し、夜の最終列車の運行終了までに復旧しなかった。大型連休で臨時列車を走らせたため、管理システムの設定本数を超えたのが原因の一つとみられる。 JR東日本によると、ホームや改札にある電光掲示板すべてで表示が出ない状態が続いた。駅員を増やして対応したため、大きな混乱はないという。在来線では同様のトラブルは起きていないという。 東京駅では4日午後、「故障中」と貼り紙がされた電光掲示板の前で、時刻表を持った職員が乗客に対応していた。母親と北海道旅行に向かっていた大阪府の森田茂一さん(40)は「少し戸惑ったが、駅員さんの対応がスムーズで助かった」と話した。
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