キリストを信じない人たちは、仕事が行き詰まったり、どうにもならない病気になったり、財政的に行き詰まったり、大きな失敗をしたり、不運な出来事に遭ったりといったことに「絶望」する。その絶望の頂点に君臨するのが、必ず訪れる肉体の死だ。キリストを信じない人たちには復活がないから、肉体の死は絶望の頂点になる。 ところが聖書は、キリストを信じる者であれば、そうした事柄は絶望には値しないと言う。肉体の死でさえ、絶望ではないと言い切る。その証しに、イエスは死んだラザロを復活させたではないかと言う。確かにラザロは死んだ。だが、死に至らなかった。そこで聖書は、四方八方から苦しめられる患難に対しては次のように教えている。 私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方にくれていますが、行きづまることはありません。(2コリント4:8) このように、キリストを信じない人たちの絶望は、キリスト者