タグ

2022年7月29日のブックマーク (2件)

  • 或る「小倉日記」伝 (松本清張)

    昔,小倉 (福岡県北九州市) の近辺(?)に住んでいたことがあった.おととし,小倉に行く機会があり,時間があいたついでに,松清張記念館を訪れてみた.この記念館は,小倉城のすぐそばにある,瀟洒な建物である.今回は,松清張の「或る『小倉日記』伝」(新潮文庫)について書いてみたい. 松清張は,1909年北九州市小倉北区(旧小倉市)に生まれた.41歳で懸賞小説の「西郷札」が入選するまで,様々な職に従事したようだ.清張はその後,1952年に「或る『小倉日記』伝」を三田文学に発表する.この作品は翌年芥川賞を受賞し,これにより松清張は作家としての地歩を固めた.この年清張は44歳であるから,作家としては遅咲きということになるのかもしれない.いずれにせよ,この作品に,後の清張作品に繰り返されるテーマの多くを見出すことができる. 「或る『小倉日記』伝」は,主人公田上耕作とその母ふじの物語である.耕作は

  • 「10年で雇い止めは違法」理研の研究者が提訴 「職業として成り立たなくなる」と訴え - 弁護士ドットコムニュース

    国立研究開発法人「理化学研究所」(理研)の男性研究者(60代)が、無期雇用に変更申請が可能になる直前に不当に雇い止めされたとして、理研に対し、労働契約の地位確認などを求める訴えをさいたま地裁に起こした。提訴は7月27日付。 理研労働組合によると、2023年3月末で勤続10年を超える研究職は約300人にのぼり、「無期転換逃れ」による大量雇い止めが危惧されている。 原告の男性は7月28日、会見を開き「今回の雇い止めは、法律に照らして違法である。素人である私ですら労働契約法を読めばわかる話で、理研の経営陣や理事会も認識しているはず。公の場で雇い止めの違法性を明らかにして、研究者の大量雇い止めを阻止したい」と訴えた。 ●約300人の研究者が雇い止めの対象に 訴状などによると、原告の男性は2011年4月、任期制職員として採用され、1年間の有期雇用契約の更新を繰り返していた。 2013年施行の改正労働

    「10年で雇い止めは違法」理研の研究者が提訴 「職業として成り立たなくなる」と訴え - 弁護士ドットコムニュース
    mshkh
    mshkh 2022/07/29
    60代の男性研究者か。記事によれば、50代で任期制職員として採用されたらしい。いろいろ考えさせられる