SOA──既成イメージの向こうにある 「本質」をとらえよ 目指すはシステムの「全体最適化」で、SOAはその「有効な手段」 関連トップページ:ITガバナンス | 業務改革/ビジネス・プロセス改革 | IT基盤 | システム開発 | Webサービス 企業における業務システム/アプリケーション構築手法の理想型として「SOA(Service-Oriented Architecture)」が提唱されるようになったのは、今からもう6、7年前のことである。しかしながら、2009年の今もなお、このアーキテクチャは普及に至っておらず、CIOやITリーダーの一部からは「SOAは夢物語にすぎない」といった声も聞こえてくるようになった。そんな状況を呈しているのは、SOAに関するこれまでの見解にいくつか誤りがあり、このアーキテクチャを普及させるためには、本来目指していたコンセプトに立ち返る必要があると筆者は考えるに
2009年5月19日、NTTドコモが日本初となるAndroidケータイ「HT-03A」を発表した。夏モデルのPROシリーズとしてリリースするもので、6月から7月の発売を予定している。 5月20日現在、iPhoneユーザーとしてHT-03Aに触れてみて感じた4つの違いについてリポートしよう。 →iPhoneユーザーから見たAndroidケータイ「HT-03A」(後編) 違いその1:トラックボール まず1つは、トラックボールを内蔵している点だ。iPhoneよりもやや画面サイズが小さいHT-03Aは、ホームスクリーンからWebブラウジング、メールのスクロール、アイテムの選択や決定に至るまでの操作を、基本的にトラックボールで行える。 Androidケータイ「HT-03A」(左)とiPhone 3G(右)。HT-03Aはトラックボールを搭載。着信時にはこのトラックボールが点滅する iPhoneでは、
ネットレイティングスが5月27日に発表したインターネット利用動向調査によると、Twitterの4月の国内ユニークユーザー(UU、家庭と職場からのアクセス)は52万1000人で、2月の23万9000人から倍増した。 1月のUUは20万。1月を1とした伸び率で見ると、2月が1.5、3月が1.8(35万7000人)、4月は2.6と順調に伸びている。 グローバルでは米国や英国で利用が盛んで、米国の4月のUUは1708万2000(1月は455万6000)、英国は251万5000(同68万5000)と日本をはるかにしのいでいる。 4月の1人当たりの平均利用時間は、日本が4分57秒、米国が17分33秒、英国が27分19秒。男女比(男性:女性)は日本が75:25、米国が45:55、英国が46:54となっている。 同社の鈴木成典シニアアナリストは、「米国や英国では、著名人によるTwitterを活用した情報発
前回に引き続いて、ネットブック編をお届けする。ネットブックの魅力は4万円台から買える安さにこそある。前回のモバイルノートと比べて、劣っている点があるのは当然だ。しかし、今までは予算が合わずにモバイルノートを敬遠していた人でも、手に入れられるようになったのは、素晴らしい限りである。ここでは、ネットブック同士の比較でベスト10を選定した。 各種の記事に執筆したが、僕はVAIO type Pが登場して、すぐさま購入して利用している。小さくて軽いことは、当然ながら購入前からデータでは知っていたのだが、実際に使ってみると想像以上の利便性だった。 僕は、最初から大容量バッテリー付きで購入したので、700g台のウエイトになった。それまでにも1kg程度のモバイルノートは、各種購入して持ち歩いてきた。ところが、700g台ともなると、荷物としての負担感がけた違いに少ない。しかも、大容量バッテリーを付けても非常
2009年5月19日に、NTTドコモの新機種・新サービスが発表された。国内で初めて、OSにAndroidを搭載した“Googleケータイ”こと「HT-03A」が大きな注目を集めたが、真に注目すべきポイントは“iモードブラウザの大幅な進化”といえる。 10年目にしてiモードブラウザが2.0に進化 Androidに注目が集まった今回のNTTドコモの発表だが、より今後のモバイルの世界に大きく影響を与えるであろう要素は、「iモードブラウザが激変した」ということだ。 iモードをはじめとする携帯ブラウザは、これまでXHTMLやFlashが使えるようになるなど地道ながら着実に進化を遂げてきた。とはいえ、基本的に10年間、クラシカルなHTMLベースのシンプルなWebサイトが閲覧できるのみであることには変わりはない。それゆえ自由なレイアウトができない、JavaScriptが使えないなど、表現力が著しく向上す
グーグルが書籍のデータベース化を巡り米の作家らと和解した問題で、グーグルと和解した全米作家協会の関係者らが来日し、27日、日本の報道各社の取材に応じた。 ジェフ・カナード全米出版社協会法律顧問は「日本で新刊として流通している書籍は、アメリカでも入手可能とみなされる」と説明し、日本で刊行中の書籍については本文の表示使用の対象にならないという認識を示した。 昨年10月に合意したこの和解では、米国の伝統的販売経路で流通していない書籍は、著作権者が拒否しなければ、グーグルが本文の一部を表示使用することができるという内容になっている。このため、日本の書籍もほとんどが表示使用の対象になるとみられていたが、影響は限定的なものになる可能性が高まってきた。
Intelは、ネットブックというカテゴリに、サイズ面での制約を設けているとされる。この制約は、Microsoftから提供される「Windows 7」の低価格化とも関係するのであろうか?複数の報道が示すところでは、そのようである。 最近の米ZDNetのブログで明らかになった点としては、Windows 7を搭載するネットブックの液晶ディスプレイとして認められる最大サイズは、10.2インチに抑えられることになるようだ。また、現地時間5月26日に流された複数の報道によれば、いわゆるOriginal Design Manufacturer(ODM)である台湾のハードウェアメーカーが、Microsoftは低価格のWindows 7を提供するに当たって、ディスプレイサイズにおける制約を設ける可能性があると語ったとされている。 つまり、その報道が示すところでは、10.2インチを超えるディスプレイサイズのネ
わたしは非IT分野のキャリアを経てIT責任者になった。社内では周知の事実だが、実はCEOがわたしにIT部門を任せたのは、わたしがITについて不平ばかり言うのでうんざりしていたからだ。実際、彼はわたしにこう言った。「そんなに批判するなら、自分でIT部門を運営したまえ」。それからわたしはIT業務に明け暮れることになった。その中にはソフトウェアとアーキテクチャの標準化が含まれる。 ITを担当する前、ソフトウェアとアーキテクチャの標準は、わたしにとって最大の不満の1つだった。ITスタッフがこうした標準を盾に取ってわたしの構想を阻止しているように見えたからだ。わたしには構想を進めるための技術やアプリケーションのアイデアがあったのに、ITスタッフが「標準」や「アーキテクチャ」にかかわる理由を挙げてアイデアを却下するということが何度も繰り返された。 ITの仕事に就いてからは、わたしはソフトウェアとアーキ
「開発中のデジタルアーカイブ・システムでオープンソース・ソフトウエア(OSS)を活用している。独自開発の機能もOSSとして公開する」---国立国会図書館 関西館電子図書館課 副主査の西村大氏は2009年5月27日,情報処理推進機構のイベントIPAX 2009で同館のシステムにおけるOSS活用について報告した(写真1)。 デジタルアーカイブシステムは,国会図書館が所蔵する著作物やWebサイトを収集,保存するシステム(写真2)。2009年度中の本格稼働を予定している。西村氏は「デジタルアーカイブ事業におけるOSSの活用事例」と題して講演した。 国会図書館は個々の著作物を手動で登録する「デジタルデポジット」やWebサイトを自動収集する「ウェブアーカイブ」といった機能を,OSSで開発している。デジタルデポジットでは,MIT LibrariesとHewlett-Packardが開発したOSS「DSp
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