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ブックマーク / thinkit.co.jp (64)

  • [ThinkIT] 第3回:ビジネスで使うCMSの最新トレンド 〜 前編 (1/3)

    サイト更新の作業そのものが、簡易化・効率化します CMSで日々サイトを更新することで、情報鮮度が向上し、サイトの価値が高まります CMSによって誰もが、「簡単に」「正確に」「安全に」「付与された権限に応じて」サイトを更新し続けることできます。その効果は情報鮮度の向上だけではありません。日々の更新業務を通じて、WebアクセシビリティのJIS規格公布、個人情報保護法制定、悪質化するインターネット犯罪への対策などといった年々高まるWebサイトへの社会的要求を、最小限の労力で確実に応えていくことも可能にします。これこそが今日のCMSの導入意義であり、効果です。 企業・組織・自治体では、業務やサービスのインフラとして情報システムを拡大・進化させてきました。その中で、顧客・住民・株主・団体などはリレーションシップやコミュニケーションをとるべき相手との窓口として、Webサイトを積極的に活用されるようにな

  • [ThinkIT] 第1回:なぜ今、EIPなのか (1/4)

    米国のとある調査によれば、企業では毎年60%以上の割合でデジタルデータ量が増加し続けているという。財務データや顧客情報などの定型的なデータやビジネス文書だけでなく、電子メールやインスタントメッセンジャーなどを通じて交わされるコミュニケーションの結果もデータとして蓄積されることを考えると、このデジタルデータ量は企業活動が生み出す情報量そのものに限りなく近い値と考えられる。 しかもこれらのデータは1箇所に蓄積されているとは限らない。例えば部門ごとに構築されたWebサイト/ファイルシステム/業務システムのほかにも、グループウェアのような情報共有系のシステムにも分散して蓄積されているのだ。 知的生産活動という行為の大部分が、情報を見つけだし取捨選択する作業の連続であるとすれば、この状況がどれほど非効率的なことであろうか。 システムごとに分散している情報を集約して、利用者が欲しい情報に直接アクセスで

  • [ThinkIT] オープンなAPIをさわってみる (1/3)

    最近話題になっているWeb 2.0の定義の1つに、外部APIを使ったWebアプリケーションがあります。 これは、GoogleYahoo!などの大手Webサービスプロバイダが広く公開している開発者向けのWebサービスAPIで、例えばGoogle MapsやGoogle Calendar、Yahoo!フォトなどの皆さんがご存知のサービスがあります。 なお、APIとはApplication Programming Interfaceの略で、ソフトウェアの開発を行う際に使用される機能を集めた命令や関数の集合体のことです。Windowsプログラミングを経験されている方ならご存じでしょうが、DLLファイルやMFCなどがこれにあたります。利用方法はそれぞれで異なりますが、WebサービスAPIの場合でも既存のプログラム部品を利用するといった考え方は同様です。 このように一般向けに公開されているAPIは、

  • [ThinkIT] RFP作成の手引き (1/4)

    連載は2006/6/29時点で、OSDLのWebサイトに公開された「OSS活用とRFP」の内容を転載したものです。最新バージョンに関しては、以下URLを参照してください。 「OSS活用とRFP」は、LinuxをはじめとするOSSを業務システムに活用するにあたっての課題を顧客視点およびSIerの視点で分析したものです。この分析結果を整理し、実際に役立つコンテンツとしての提供を意図してRFP(Request For Proposal、提案依頼書)作成時の手引きとなることをめざしました。 この手引きを活用することにより、ユーザー主導のOSS採用がさらに促進できるようになれば幸いです。 近年、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)は、メデイアでも取り上げられることが多くなり、ビジネスにも利用される機会が増えてきています。また、企業内でのミッションクリティカルな業務エリアへもLinuxなどのO

  • [ThinkIT] 第3回:個人情報の分別方法 (1/3)

    前回は個人情報をビジネスに活用するという目的を明確にし、達成する手段の要件として、個人情報保護法対応というコンプライアンスと漏洩防止を含む情報セキュリティ対策を検討すべきであることを、3つの観点から紹介した。 そうすれば個人情報の管理策は、お客様への安心感と満足度の向上といったビジネスに対して前向きな策となり、組織に定着するのである。そこで今回は「どのようにして対策内容を決めていくのか」について紹介していく。 個人情報保護対策と一言で書くと陥りやすい間違いがある。それは「決めるべき対策は一様一律なものではない」ということだ。ここを間違えると、一見すっきりしているが実は意味のない対策となるため注意が必要だ。情報システムの構築では、設計の前提ともなるべき重要なポイントである。 ゴミを適切に処理するためには、ゴミの分別が必要なことについては周知の通りだ。すべてのゴミを元の状態のままで埋め立ててい

  • [ThinkIT] 第4回:Ajaxを使った顧客主体の楽しいサービス (1/4)

    Web 2.0という言葉で近年活発に議論されている次世代Webビジネスの世界。その中のキーワードの1つであるAjax(注1)を使用した事例がここ最近増えてきている。Ajaxをうまく活用すれば、従来のシステムをより使いやすく、動的で楽しいものにかえることができる。しかし、すべてのシステムがかえられるわけではなく、費用対効果についても検討する必要がある。 ※注1: Asynchronous JavaScript + XML の略。Webブラウザに実装されているJavaScriptのHTTP通信機能を使って、非同期(Webページのリロードを伴わない)でサーバとデータのやり取りを行なう手法。 今回は、ヤマトホールディングス株式会社のグループ企業「ヤマトリース株式会社」が、自社の顧客に向けて2006年4月に稼動させた「中古物件紹介サイト(ヤマトシステム開発株式会社と株式会社HOWSが共同開発)」を

  • [ThinkIT] 第9回:PostgreSQL vs MySQL2つのDBMSを検証する(前編) (1/3)

    「オープン・ソース・ソフトウェア(OSS)を業務システムで使う」と聞いたときに、すでに、OSSを使ったことのあるユーザであれば、何も違和感を感じないだろう。ところが、今までWindowsしか使ったことのないエンジニアにとっては、まったく未知の世界だ。「無償で使えるソフトウェアを使えるわけがない」とか「製造元の技術支援が受けられないから使いたくない」と思うユーザもいるのではないだろうか(図1)。

  • [ThinkIT] 第1回:再燃するBPR(業務プロセス改革) (1/3)

    堅調に情報化投資が伸びている背景には、近年の景気の復調を反映し、戦略的な情報化投資が増えていることあげられる。今や情報システムは業務の中に広く深く浸透しており、経営のスリム化によるコスト削減や新たなビジネスの創造・展開が、戦略的な情報化投資と表裏一体を成している。 しかし、戦略とは無関係に情報化投資が肥大化してしまっているケースもあり、これは大いに憂慮すべき問題である。ある調査によれば、ハードウェアやネットワーク、ソフトウェアなどの情報化投資のストックでは約30%、保守・運用では約50%に相当するIT不良資産が生じているという。 最近では、国や地方自治体なども大型汎用機によって運用するレガシーシステムを抜的に見直し、保守・運用費を主とする情報化投資を抑制しようとする動きがあるように、この情報システムの不良資産化の問題は官民問わずに根が深い。 その不良資産を見極め、投資の面でも妥当性を分析

    mskn
    mskn 2006/05/09
  • [ThinkIT] 第5回:JSP&サーブレット〜JSP基本編〜 (1/2)

    JSP&サーブレットの実行環境が整ったところで、動作確認を兼ねて、JSPだけで簡単なアプリケーションを作成してみましょう。 basic.jsp(リスト1)は、クライアントが利用しているブラウザの種類を表示するJSPページです。簡単な入門用プログラムですが、余計な部分が一切ないところで、まずはJSPの基的なポイントを確認してみましょう。 リスト1:basic.jsp <%@ page contentType="text/html;charset=Windows-31J" %> (1) <%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" %> (2) <c:set var="msg" value="Hello, JSP!" /> (3) <html> <head> <title>JSPの基</title> </head

  • [ThinkIT] 第3回:内部統制とデータベースセキュリティ (1/3)

    これまで第1回ではデータベースセキュリティによる個人情報保護法や日版SOX法対応の概要、第2回ではデータベースセキュリティの主な機能やベースとなっている技術の解説を行ってきました。 最終回の今回は、2009年3月の決算から適用されるといわれている日版SOX法で求められる内部統制について米国SOX法との比較、対応プロジェクトの進め方、データベースセキュリティによる対策について事例を含めながら詳しく解説していきます。 米国SOX法(Sarbanes Oxley Act:以下SOX法)は、アメリカで発生したエンロンやワールドコムにおける不正・粉飾決算事件を発端に、このような事件の再発防止のため2002年に米国議会で成立しました。 SOX法では企業の財務報告に関連する内部統制の仕組みを構築し、この仕組みが有効に機能していることを決算期毎に評価することが求められています。この内部統制構築のための

  • [ThinkIT] 第3回:Web 2.0時代を支える手法 (1/4)

    第1回では大量の情報と消費者のアテンションをコントロールする重要性を説明し、第2回目ではWeb 2.0が与える市場へのインパクトを特に「eコマースモデル」と「企業情報システム」に着眼して分析した。 今回から2回にわたり、Web 2.0時代を支える手法・技術がどのような目的で採用され、活用されているかについて事例を通じて紹介する。 Web 2.0は技術仕様ではないため「この手法・技術を使えばWeb 2.0」という明確な基準は存在しない。よって筆者は「大量の情報と消費者のアテンションをコントロールする」という目的達成に繋がる手法・技術が、Web 2.0時代に注目すべき手法・技術であるという観点に基づいて、第1回では7つの手法・技術を取り上げた。これらの手法・技術がもたらす効果の概略は以下のとおりである(表1)。 手法・技術 期待される効果 企業視点 消費者視点

  • [ThinkIT] 第4回:ベースライン作成の鍵となるWBSの解説と事例紹介 (1/4)

    前回はベースラインの作成について解説した。今回はベースライン作成の鍵となるWBSについて解説した上で、3つの事例を紹介する。 PMBOKではスコープ・マネジメントの章にてWBSがとりあげられている。プロジェクトを立ち上げた際、まずプロジェクトのスコープ(目標・範囲・前提条件など)を定義する必要がある。そのスコープ定義で取り決めた要素成果物を生成するために、要素成果物(注1)を階層的に分解したものがWBSであり、最も低い(分解された)レベルをワーク・パッケージと呼ぶ。

    mskn
    mskn 2006/04/18
  • [ThinkIT] 第4回:プロジェクト構築の機能比較 (1/4)

    mskn
    mskn 2006/04/07
  • [ThinkIT] 第6回:JUASが提唱するIT健全性とは (1/3)

    mskn
    mskn 2006/04/06
  • [ThinkIT] 第3回:開発環境の整備 (1/4)

    mskn
    mskn 2006/03/28
  • [ThinkIT] 第2回:ソーシャル・コミュニティ・マーケティングを実践しよう! (1/4)

    そこで、今回イースリーでは表1の手段に加えて一般公募も行いました。「一般公募で入会者に特典を与えたりするキャンペーンを行うのでしょうか?」とんでもありません。そんなことをしてしまってはインセンティブ目当ての会員が集まってしまい、「質を最重要視」という考え方と正反対の結果になりかねません。 ここでは多数の会員を集めることではなく、あくまでも目標となる初期会員数に足りない分を補うということが目的となります。 ですので、「質を最重要視」という考え方を忘れてはいけません。こういう目的の場合は、応募資格を定めることにより、質を落とすことなく会員を集めることができます。応募資格の定め方はコミュニティの位置づけや実施企業の業種などによって様々ですが、表3の項目を基準として考えるとよいと思います。 自社の顧客となり得ること インターネットに対する興味が高いこと まわりへの影響力がある程度見込めること

    mskn
    mskn 2006/03/23
  • [ThinkIT] 第1回:EVMの導入効果と概要 (1/3)

    今このページを読まれている方はEVMもしくはプロジェクトマネジメントに興味を持たれている方ではないだろうか。発注者側の方がEVMによる報告がどれほどの効果を持つのか調べるために記事を読んでいるかもしれないが、ほとんどの読者の方は受注/開発する側の立場ではないだろうか。 当連載では主に受注者側の視点で進めていくが、発注者側にもEVMの質・事例・課題についての解説は参考になると思う。 おそらく、これを読んでいる大多数の方は「PMBOK」についての知識はすでに持っていることと思う。しかしながら、そこで紹介されている手法について、質の理解・具体的な実践といった観点での理解度についてはどうだろうか。 日でEVMが注目を浴びはじめてから数年が経過しているが、実際に導入した事例はまだまだ少ない。当連載ではPMBOKで「進捗測定の最も典型的な手法」として紹介されているEVMについて、その質や期待す

    mskn
    mskn 2006/03/07
  • [ThinkIT] 第1回:SOAPの概要 (1/2)

    ローカルのみでオペレーションを実行できない場合、または実行したくない場合にリモートプログラムを作成します。著者たちは、通常、PHPアプリケーションでこれを構築しています。 例えば、最新のロサンゼルスの天候を知りたいとします。このためには、ロサンゼルスの地方測候所のWebサイトに接続して、ローカルデータベースから、この情報を検索する必要があります。 Webアプリケーションでは、ユーザを見ているサイトから動かさずに、他のサイトのローカルデータベース情報を検索させる必要がある場合もあります。例えば、著者たちのPHPアプリケーションでは、Google APIにクエリを送信し、レスポンスを取得します。 例えば、オンラインショッピングサイトで商品を販売する際、決済方法として、オンライン決済サービスの1つであるPayPalを利用したいと考えたとしましょう。そのためには、あなたのショッピングサイトとPay

  • [ThinkIT] 第1回:事例から見るXMLデータベース適用範囲の広がり (1/4)

    連載ではXMLデータベース(以下、XMLDB)の適用領域や技術の特徴を解説していきます。著者は1998年から現在まで、XMLおよびXMLDBに様々な形で関わってきました。 そこで、第1回目はこれから連載するXMLDBの概要として、テーマを選ぶ背景を説明します。内容は著者がXMLとどのように関わってきて、どのような方針で取り組んできたかを紹介します。 概要といっても、内容は技術半分・活用半分です。XML技術ありきで解説すると方法が先行してしまい、来の適用の必然性が失われてしまいます。また適用ありきで話すと、なぜXMLなのかに対する回答ができないことが懸念されます。連載ではそのようにならないように留意して進めていきます。 1998年もしく1999年に、「これからはデータベース機能を持ったXMLが注目だ」とある印刷関係の研究会で発表がありました。研究会の話題は大量印刷の時代から個々(ワンツ

  • PostgreSQLとOracleによるデータベース相互移行マニュアル

    近年、システム構築の際にPostgreSQLが活用される例が増えてきました。そうした中で、古くなったシステムを置き換える際にPostgreSQLを活用したり、あるいは実験的にPostgreSQLで作ったシステムを商用データベースを用いたものに変更したりと、PostgreSQLと他のデータベース管理ソフトを相互に移行する機会に出会うことがあります。 それでは、データベースを相互に移行するには、初めに何をしたらよいでしょうか?これは、PostgreSQLOracleの間に限ったことではありませんが、「移行の対象となるもの」を特定することが大切です。 データベースを移行する際には、主に次の3つの要素を移行する必要があります。 たとえば、ビジネスの変化と共に業務ロジックが変わり、システムを新規に作成する必要が出てきたとしましょう。その場合は古くなったシステムからデータだけ移行して、業務ロジックを