クラウド上で動作するプログラムを組んでいく際、スケールすることを狙って多くのロジックがデカップリングされ、複数のサーバに分散されることと思いますが、そこで顕著になってくるボトルネックの一つがネットワークなどのI/O待ちです。 このI/O待ちを減少させるのに効果的なのが Reactor パターン。 このパターン自体は特に目新しいものでもないのですが、近年のクラウドブームで再び脚光を浴びそうなので自分の備忘録もかねて紹介します。 Reactor パターン http://en.wikipedia.org/wiki/Reactor_pattern この Reactor パターンはどういった場合に使用するかというと 複数のI/O待ちが想定される場合 というのが代表格のようです。今回はネットワークI/Oを想定していますが、データベースへの問い合わせに時間がかかる際にも有用となります。 例としてクローラ