オジー氏の動向が示すMicrosoftの進む道 10月18日に発表された“レイ・オジー氏のMicrosoft退社計画”は、「業界の動向に影響を与え、かつ、その存在が象徴的であった重要人物がMicrosoftを去った」という事実とともに、Microsoftが現在置かれている立場と、そこで直面している問題を示している。 Lotus Notes(現在はIBM傘下)の開発で知られるオジー氏は、PCによる企業のクライアント/サーバシステムの礎を築いた人物として評価されている。Microsoft CEOのスティーブ・バルマー氏も、彼を同社がWindowsでソフトウェア業界のトップ企業となった最大の功労者の1人として挙げている。 後にオジー氏は、MicrosoftによるGroove Networksの買収によって同社に参加し、技術アドバイザーとしてCTOに就任した。さらに、2006年にはビル・ゲイツ氏の
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