LUNの作成とシンプロビジョニング それでは実際にReadyNASでLUNを作成し、デバイスからiSCSI経由で接続する作業の流れを追ってみよう。 まずはLUNの作成だ。ReadyNASの管理画面で「iSCSI」タブを開き、「新しいLUN」をクリックすると、LUNの作成ダイアログが表示される。LUNを切り出すボリュームを指定し、LUN名(英数字のみ)、説明文、LUNの容量などを入力する。 ここで「プロビジョニング」という設定項目があり、「Thick(シック)」「Thin(シン)」の2つから選択するようになっている。シックプロビジョニングとシンプロビジョニングには、指定した容量をLUN作成時に確保しておくかどうかの違いがある。 シックプロビジョニングでLUNを作成すると、指定した容量がLUN作成時に確保される(指定した容量だけボリューム容量を消費する)。一方、シンプロビジョニングでLUNを作