2021年8月に発売された「Seagate FireCuda 530」は、Micron製の176層3D TLC NANDと、TSMC 12 nm製のコントローラのコンボで最大7300 MB/sを実現するPCie 4.0対応NVMe SSDです。 本記事は提供ですが・・・、SN850や980 PROといったライバル製品と比較しながら実力を詳しくレビューします。
「WD_BLACK SN770」は、Western Digitalが販売するDRAMレスNVMe SSDです。かつて販売されていたSN750やSN750 SEの後継モデルにあたるSSDです。 SSDの性能を安定させる効果があるDRAMキャッシュを搭載せず、メインメモリのごく一部(最大64 MB)を拝借してキャッシュに使うHMB(ホストメモリバッファ)方式のNVMe SSDです。 WD Blue SN570やSamsung 980(無印)やCrucial P3 Plusなど、HMB方式のNVMe SSDが増えていますが、WD Black SN770はその中でも際立って性能に特化しています。 Western Digitalが買収したSanDisk由来のSSDコントローラを搭載し、容量密度が高いキオクシア(旧東芝メモリ)製の112層 3D TLC NANDと組み合わせています。 Western
NAND業界の巨人サムスン(Samsung)が自社で製造する、フラグシップモデル「Samsung 990 PRO」を買ってみました。 Samsungの「PRO」はその年のコンシューマ向けSSDで絶対王者として君臨しますが、どうやら最新の「990 PRO」はその期待に応えてくれないようです。
今回レビューで使うサンプルはAmazon(販売ページはこちら)より、約11300円にて1 TBモデルを自腹で購入しました。 真っ黒なプリント基板を描いた背景に、金色の宝石を浮かばせる独特なデザインセンスです。 パッケージに正規代理店や製品保証のシールが見当たらないですが、公式サイトを見る限りサポート業務もSK Hynixが自社で行っているようです。 SK Hynixへお問い合わせ(公式サイト)Amazonから購入して30日以内の初期不良は交換対応で、5年以内の故障だとSK Hynixに個別に問い合わせて交換対応になりそうです。 説明書(保証書)が同封されています。クラフト製のケースにSSD本体がすっぽりと収まっています。 SSD本体はなんと個包装フィルムで保護されています。 基板コンポーネント やや安っぽさを感じさせる緑色のプリント基板上に、SSDを構成するコンポーネントを覆い隠すように製
SSDが好きで年額1500ドルもするSSDベンチマークを契約する程度には、どっぷりSSD沼にハマっているSSDオタクの筆者が、2024年時点でおすすめできるSSDを「10個」に絞って解説します。 もちろん、実際に使ったSSDからおすすめを厳選しました。 (公開:2018/5/4 | 更新:2024/3/11) おすすめSSD:10選を解説【2024年版】 SSD初心者向けに、SSDの選び方をざっくりとかんたんに解説します。 容量は1 TB以上がおすすめ理由:容量が多いほど高耐久かつ高性能メーカー純正ブランドが無難にいい理由:無名ブランドより信頼性が高い速さにこだわるならNVMe SSDを選ぶ理由:SATA SSDより低遅延で性能も速い(5~10倍)耐久性を気にする方はTLC NAND採用SSDを選ぶ理由:TLC NANDなら通常使用では十分すぎる耐久性以上の4つを守って選べば、地雷を踏み抜
2021年時点、Amazonで購入できるLANケーブルのカテゴリ別スペックをまとめました。 使用できるケーブルの長さや、伝送周波数帯域など。上記以外に細かいスペックがカテゴリ別に決められていますが、話を分かりやすくするため要点のみをスペック表に入れています。 基本的にLANケーブルのカテゴリが高いほど、高性能です。インターネットが速くなる、テレワークにおすすめなどとアピールされる傾向が強い「CAT7」だと最大10 Gbpsの通信速度に対応します。 注意点:蛇口が高性能でも元栓がダメなら意味なしカテゴリが高いほど、対応している最大通信速度が高いため、「CAT7以上のLANケーブルならインターネットが速い」と思われがちです。 残念ながら、どれだけLANケーブル(= 蛇口)を高性能にしても、肝心のインターネット回線(= 元栓)の性能が遅いならまったく意味がありません。 日本のインターネット回線は
「コントローラ」はザックリと言えば、SSDの基本的な処理をこなす「CPU」です。スペックシートに掲載されるシーケンシャル性能、耐久性(TBW)、動作温度など。主要なスペックはだいたいコントローラで決まります。 「DRAMキャッシュ」は、低速化してしまったSSDの性能を手っ取り早く底上げするために使われます。ちなみに、格安SSDはコストカットのためにDRAMキャッシュを省略しているので、使い方によってHDD以下の性能に落ち込む場合があります。 データの貯蔵庫「NANDフラッシュメモリ」 本題の「NANDフラッシュメモリ」は、いわゆる「データの貯蔵庫」です。 NANDフラッシュメモリ上には無数の「セル(Cell)」と呼ばれる小さな箱があり、その小さな箱の中に「0」と「1」を使って、データを記録します。 セル(箱)が多いほど容量も大きくできる 「SSDの大容量化」の基本は、とにかくセル(箱)をた
Xeonは「ECCメモリ」に対応している パソコン用メモリは大きく2種類ある。「普通のメモリ」と「ECCメモリ」。画像を見ての通り、普通のメモリとECCメモリに実装されているチップの数が違うことがわかります。 この1つ余分に追加されているチップに、メモリの信頼性を高める保護機能が備わっています。この保護機能のおかげで、ECCメモリは「データの破損を検出し、自動的に訂正する」ことが可能になっているんだよね。 データの正確性が非常に求められるような局面でECCメモリは多用されています。たとえば、大規模サーバーや顧客データを管理するシステムだとか…、パソコンを普通に使う分にはほとんど必要にならない。 XeonはそのECCメモリを使える機能を備えている。普通のPentiumやCore i7には備わっていない。これが1つ目の大きな違いです。 Xeonの特権「マルチソケット」普通のCPUはマザーボード
最近、1から完全に自作PCを組み立てたのだが、気になったのがSSDとメモリの価格。確か去年は、16GBメモリが1万円以下で揃った気がするし、SSDだって堅牢性に優れたモデルが1万円(256GB)くらいで買えた。 それが2017年に入ってから、ものすごく値上がりしたように感じるんだよね。気になったから理由を調べてみた。 SSDとメモリは20~50%の値上がり 3D-NAND採用ということで贔屓にしているサムスンの「850 EVO」はこんな感じ。今年に入ってから急速に値上がりして安くても12000円。だいたい13000円くらいは必要になった。 去年、知り合いにパソコンを作った時は1万円で買えたから相当な値上がり幅。単純に30%くらいは値上がったか。 日本では大人気のCrucial製SSDも25%ほどの値上がり。ドスパラなど、各BTOメーカーでもよく採用されているSSDなだけに、自作以外のところ
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