昨日、『零崎軋識の人間ノック』を読んでつくづく考えた。いやあ、キャラクター小説って、本当におもしろいですね。 零崎軋識の人間ノック (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/08メディア: 新書購入: 7人 クリック: 66回この商品を含むブログ (236件) を見る ぼくだけではないと思うが、いったんあるキャラを好きになってしまえば、そのキャラがほかのキャラと絡む、それだけである種の快楽性が生まれる。『人間ノック』でいえば、玖渚友がちらっと出てきてわがまま言っているだけで何となく楽しい。 『涼宮ハルヒの憂鬱』でいうなら、ハルヒとキョンがいつものように絡んでいるだけで一応おもしろいし、評判のよくない〈ネギま!〉の新作アニメも、お馴染みのキャラが出ているだけでそれなりに楽しく見れたりする。 涼宮ハルヒの憂鬱 1 通常版 [DVD] 出版
ふと、ワーズギアの発表を再読していたら、面白いデータがあることに気がついた。 角川グループ4社で市場全体の約70%を占有 要は角川グループで市場をほぼ握っているよ、という事を示すデータ。合計が綺麗に70%になっている辺り、市場全体のデータとしてはちょっと眉唾だけど、角川グループ内部は結構比率が細かく割れていて、信頼出来そう。角川グループ内部なら、互いの実数値分かるはずだし。 角川書店自体がスニーカー・ビーンズ・ルビーごっちゃだったりして、男性向けレーベルの比率とかまでは分からないけど。そもそもルビー入っているって事は、BL系も含んだデータなのかな? で。 ファミ通、思った以上に売れてねー! そして、存在すら無視された富士見ミステリー文庫の明日はどっちだ!
Amazon様では、現在教養新書フェアというのをやってます。 このラインナップがナニコレ????という感じで面白いですね、という話。 Amazonのトップページから教養新書フェアのページに入ると、若者殺しの時代が一番、ウェブ進化論が2番で、順番はさておき、まあ納得のいくセレクトです。 でもその下に見えるのが、ブレイブストーリーなあたりから様子がおかしくなっていきます。 んー、知らない新書に会えると思ったのになーなんてことを考えつつ、2ページ目に行くとそこはラノベパラダイス。 ゼロの使い魔と涼宮ハルヒで埋め尽くされています。 なんだこれは。 ラノベをぜんぜん否定するものじゃないですが、教養新書フェアなんて銘打つなら、自分とこの本の分類で自動的に分けるんじゃなくて、人の手で選ぶなりしてまともなコンテンツを作ってもらえれば幸せなんだけどな。
『ライトノベルを書く! クリエイターが語る創作術 』 ガガガ文庫編集部・編 定価 1,200円(税込)
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