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ブックマーク / www.kanzaki.com (32)

  • ちょっとしたメモ - HTML5+Microdataへの全面移行

    この春頃からMicrodataを試してみたりHTML5にかかわる機会が増えてきたので、いずれ実施しようと考えていたサイト全ページの書き換えを敢行しました。スタイルシートはごく一部を除いてほとんど従来のまま。ページ自身のメタデータほかの構造化データは、Schema.org語彙を中心にして表現しています。 Microdataの記述 今回使ったMicrodataの一部を紹介しておきます。Microdataは、文書内に記述されたものごとの特徴を表す名前-値の対(プロパティ)のグループをアイテムと呼び、基単位として扱います。 アイテムと型 Microdataの場合、まず最初にアイテムの範囲(スコープ)をitemscope属性で示します。文書のメタデータを表現したいので、html要素にこの属性を加えて全体を一つのアイテムとします(itemscopeは真偽値属性で属性名のみを記述しますが、XHTML

  • ARC2によるRDFグラフの視覚化: Turtle, RDF/XML, JSON-LD, TriG, Microdata

    music & knowledge sharing RDFグラフの視覚化 Turtle, RDF/XML, JSON-LD, TriG, MicrodataテキストエリアにTurtle、RDF/XML、JSON-LD、TriGもしくはMicrodataで記述したRDFを入力し、「グラフ描画」ボタンを選択してください。MicrodataはHTML断片でもかまいません。URIをコンパクトに描画したい場合は「URIを修飾名表記する」チェックを有効にしてください。 Input Turtle, RDF/XML, JSON-LD, Microdata or TriGserialized RDF in the textarea and select "Draw" button. Microdata can be a fragment HTML.

  • ちょっとしたメモ - 『セマンティックHTML/XHTML』予約開始

    新刊『セマンティックHTML/XHTML』の案内がマイコミの書籍セクションで公開され、アマゾンでも予約が始まりました。奥付の発行日は5月30日で、書店に並ぶのもほぼその頃になる見込みです。 なんとも絶妙のタイミグで、HTML5に「マイクロデータ」という提案が登場して議論になっていますが、さすがにもう間に合わないので、これについては今後メモなどでフォローしていきます。もっとも、マーク付けの構文は書の内容の一部分であって、基的な考え方はHTML5でも同様に適用できるはずなんですが。 現在、最後の念校を行なっているところで、これが完了したらあとは下版して印刷所に送り、刷り上がりを待つばかり。当サイトの書籍情報ページは、近く公開する予定です。

  • ちょっとしたメモ - セマンティック・マーク付け本ようやく脱稿

    さて、昨年夏から格闘していたセマンティック・マーク付けに関するの原稿をようやく書き上げ、出版社に送りました。仮タイトルは『セマンティックHTML/XHTML』で、毎日コミュニケーションズから5月下旬に刊行予定です。5年ほど前からの企画はありながら、なかなかまとめられずにいたのですが、昨年とあるプロジェクトが没になったのを機に、集中してこのに取り組み、何とか脱稿にこぎつけました。 セマンティック・マーク付けとは、普通のウェブ文書の中に含まれるイベントや人物などの情報を、ソフトウェア・エージェントでも扱えるように明示することで、人間が読むための文書(文書のウェブ)を、同時にコンピュータにも処理できる情報(データのウェブ)にしようという試みです。何度か取り上げたGRDDLやマイクロフォーマットもその一種ですし、最近ではRDFaという仕様がW3C勧告になり、注目を集めています。このは、そう

  • オンライン・ハイパーテキストのためのスタイルガイド

    Style Guide for online hypertext オンライン・ハイパーテキストのためのスタイルガイド ©Tim BL 1992,93,94,95 All rights reserved. Translated by M. Kanzaki. See notes. 原文はhttp://www.w3.org/Provider/Style/を参照。 このガイドは、効果的にあなたの知識を読者に伝えることができるWWW ハイパーテキスト・データベースの作成を支援するために構想されました。 これは、読者のコメントと多くのオンラインドキュメントの提供者の要望に基づいて準備されてきたものです。部分的に個人の嗜好やあるいは一般常識のようなものに影響されていることろもありますが、論点全体としては待ち望まれてきたものなので、ここに提供することにしました。 このガイドは順を追って読むように構成されて

  • DCプロパティと定義域、値域一覧

    Dublin Coreのプロパティは、長い議論の末、dc:名前空間(http://purl.org/dc/elements/1.1/)は互換性維持のため定義域、値域を与えず、dcterms:名前空間(http://purl.org/dc/terms/)のプロパティに定義域、値域を与えるようになりました(2008年1月の改訂)。さらに定義域、値域の大半はRDFスキーマではなく新たに定義したdcam:domainIncludes、dcam:rangeIncludesに変更されました(2020年1月の改定)。以下に、dcterms:のプロパティを一覧にして示します。 プロパティは上位プロパティごとにグループ化(tbody)しています。また、dc:空間と同じ名前で再定義されたプロパティは強調して表示しています。またIncludesではない定義域、値域は(rdfs:domain|range)と付記し

    muamqm
    muamqm 2008/01/16
  • ちょっとしたメモ - SPARQLがW3C勧告に

    ウェブ上でRDFデータの照会を行うSPARQLが15日付でW3C勧告となった。仕様は、問い合わせ言語SPARQL Query Language for RDF、プロトコルSPARQL Protocol for RDF、クエリ結果のXMLフォーマットSPARQL Query Results XML Formatの3つ。バーナーズ=リーのことばを借りれば、ようやくデータベースとしてのウェブのためのSQLが標準化されたわけで、分散する多様なデータへの一貫したアクセスが可能になる。 SPARQLはすでに多くの言語で実装されていて、JavaのJenaライブラリ、PerlのRDF::Query、PHPのARC、PythonのRDFLib、さらにいろんな言語から使えるRasqal RDF Query Libraryなどが揃っている(サポート具合は差があるので、実装状況調査を参照)。 SPARQLクエリを

    muamqm
    muamqm 2008/01/16
    とうとうきたー!!
  • ちょっとしたメモ - RAPを使ったRDFグラフの視覚化と日本語処理

    新サーバーになって(今ごろ)ようやくRAP - RDF API for PHPを使う環境が整ったので、何か面白いことはないかと考えていたら、この4月にvisualizeメソッドが追加されていたことに気付いた。手元でRDFグラフを視覚化できれば便利だと、テストツール「RAPによるRDF/XMLのチェックと視覚化」を作成してみる。メソッド自体は難なく使えたが、日語を扱うのはなかなかやっかいだったので、関連事項をいくつかメモしておく。 このvisualizeメソッドは、RAPパーサで生成したRDFモデルからdotファイルを作り、それをGraphvizで処理してグラフ図を描くというもの。したがってGraphvizとそれに付随するいくつかのライブラリが必要だが、これらはごく標準的なconfigure, make, make installでインストールできるので、問題はない。あとはRAPのファイル

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    muamqm 2007/10/22
  • ちょっとしたメモ - CSS2.1の勧告候補と検討事項リスト

    CSS2.1がようやく(再度)勧告候補にこぎつけた。今度こそは草案差し戻しなどということなく進んでいくだろうが、テストケースや実装確認もあるので、年内はCRに留め置くということだ。このCSS2.1は、PDF版で405ページ。1998年のCSS2勧告は338ページだから、単純に分量だけでも2割増で、記述の修正なども含めると、実はかなり大きな違いがある。バグ修正やブラウザの実装に合わせただけのものではなく、よりモデルを厳密に定義したり詳しく説明しているので、CSSに関心がある人は、そろそろ2.1の内容を確認しておくのがよいかも。 今回の勧告候補は、昨年11月の草案をおおむね引き継いでおり、かなり安定しているといえるが、多少の修正や明確化もある。11月草案との違いが検討事項リストの形で示されているので、主なものを確認しておこう(以下、項目名の数字は検討事項番号、リンク先は検討事項リストの対応する

    muamqm
    muamqm 2007/07/25
  • ちょっとしたメモ - W3Cの新HTML作業部会

    昨年10月のバーナーズ=リーのびっくり発言から約4カ月を経て、W3Cに新しいHTML作業部会が設置された。HTML4とXHTML1をベースに、新しい(X)HTML仕様を2010年を目標に策定していく。従来のHTML作業部会はXHTML2作業部会という扱いになる(HTMLとは違う狙いなので、名前を変えることも検討しているそうだ。そりゃ大いに結構)。 Charter(設立趣意書)によれば、この新作業部会は次のものを策定していく。 HTML4を発展させた、ウェブの文書とアプリケーションのセマンティクスを表現する言語 この言語をXMLによって記述(シリアル化)する拡張可能な形態 既存ブラウザの「クラシックHTML」パーサと互換性のある、XMLではない記述形態 この言語のためのDOMインターフェイス フォームその他のUIで用いるための、プログレッシブバー、メニューなどの共通部品 リンクづけられたメデ

  • ちょっとしたメモ - IE7もFirefox2もRSSを特別扱い

    IE7がRSSフィードのXSLTを無視することは以前も書いたが、Firefox 2.0までやってくれるとは。RSSの普及に対応し、特別なスタイル指定がなくてもフィードを読めるようにするという趣旨は分からんでもないが、HTMLのブラウザが作者スタイルシートがあればそちらを優先するように、文書のスタイル指定は尊重するほうが望ましいのではないか。 IE7の場合は、インターネットオプションのContentsタブでFeedsの設定を開き、「Turn on feed reading veiw」のチェックを外せば普通にXSLTを適用して表示できる。それに対してFirefox 2.0のほうは、フィードリーダに何を使うかが選択できるだけで、XSLTを有効にするオプションは見あたらない。しかも、デフォルトのフィードリーダでは、RSSの名前空間の要素のみが表示されて、dc:dateなども無視されるというお粗末さ

  • ちょっとしたメモ - HEML:歴史的イベントの記述

    Dan BrickleyがIRCで紹介しているのを見て、Historical Event Markup and Linking (HEML) projectというものを初めて知った。歴史上のいろいろな出来事を独自のXMLで記述して、それをベースにSVGを使って年表や地図を表示するというもので、なんと安土桃山から明治までの日の情報もある。Danとしては、これをRDFicalやgeoinfoを使って記述すれば、もっと可能性が広がるというわけだ。 HEMLのマーク付けはなかなか細かい。たとえば、織田信長という歴史上の「イベント」を記述している部分を取りだしてみると、次のような具合だ。 (例) <Event id="e4"> <EventLabelSet><Label xml:lang="ja">安土桃山時代</Label></EventLabelSet> <Classification> <K

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    muamqm 2006/08/08
  • ちょっとしたメモ - Dublin CoreのRDFモデル新仕様案

    ダブリン・コアをRDFで使う時のモデルを定めるExpressing Dublin Core metadata using RDFの草案が公開されている。注目すべきは、いくつかのケースを除いて、プロパティ値(目的語)としてリテラルが認められなくなっているところ。具体的に言えば、<dc:creator>神崎正英</dc:creator> という記述は不可で、目的語は<foaf:Person>などのエンティティにしなければならなくなる。RSSをはじめとする現在のRDFデータにかなり大きな影響が出るのは必至だ。 例外としてリテラルを目的語にできるのは、大まかにまとめると (1)値となるのが一つの文字列だけ;(2)そのEncoding Scheme(クラスに相当)がデータ型もしくはrdfs:Literal;(3)RDFのリテラルとして矛盾無く記述できる(たとえばデータ型と言語タグの両方を持っていたり

    muamqm
    muamqm 2006/06/05
    もうどんどんやっちゃってくださいな。
  • ちょっとしたメモ - Microformatの先へ

    "Web 2.0"やmicroformatに関心がある人は、昨日xml.comで公開されたUche Ogbujiの記事 Microformats in Context をぜひ読んでおこう。ここでは、microformatの可能性と限界、そしてその次のステップが、XMLの質に照らして鮮明に描かれている。microformatは「インフォーマルな文脈における小さな島(コミュニティ)をうまくまとめる方向に目を向けている」が、それらの小さな島をつなぎ、集約するためには、もう少し先に進む必要がある。 Ucheの論点を大まかに列挙すると、次のようになる: microformatは新しい語彙を作るのではなくて、既存のよく普及したフォーマット(XHTML)を利用して情報を表現しようとするものだが、多くの場合、XHTMLの語彙の意味を拡大解釈し過ぎて、混乱を生む。 複数のmicroformatの間で語彙が

    muamqm
    muamqm 2006/04/28
  • スタイルの設計とCSS 2.1 - 詳細目次

    スタイルの設計とCSS 2.1:詳細目次 第2章、第3章の一部は文をウェブに公開し、この目次からリンクしています 1. 情報の組織化とマークアップ 1.1 コミュニケーションと情報ブロック 1.1.1 情報の組織化と理解 1.1.2 タスク/目的に対する機能 1.1.3 情報の組織化、認知を助けるためのデザイン 1.2 XHTMLと情報の組織化 1.2.1 XHTMLの基ブロック要素型 1.2.2 機能ブロックとXHTML 1.2.3 インラインレベルの要素型 2. CSSの基 2.1 CSSの基処理モデル 2.1.1 CSSの意味と役割 2.1.2 文書ツリーと整形モデル 2.1.3 キャンバス、表示域、ドキュメント 2.2 CSSの記述 2.2.1 スタイルシートの構文 2.2.2 XHTML文書への組み込み 2.2.3 プロパティ値のデータ型と単位 2.2.4 @規則 2.2

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    muamqm 2006/03/06
  • ちょっとしたメモ - 署名区切り行:sig-dashes

    電子メールの末尾に区切り行"-- "を置くと、それ以降を署名とみなすのは、Usenetから受け継いだ伝統。よくできたソフトはこれを認識して署名部分をグレイ表示してくれたりする。パーソナル署名にちょっと仕掛けをしようと思っていろいろ実験をしていたら、これを返信にも賢く利用するメールソフトがあることに気がついた。 この署名のしきたりについて記述された文書としては、RFC 3676(RFC 2646の更新版)のセクション4.3. 'Usenet Signature Convention' がよく知られている。 There is a long-standing convention in Usenet news which also commonly appears in Internet mail of using "-- " as the separator line between the

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    muamqm 2006/03/06
  • The Web KANZAKI : ハイパーテキストとリンク - 仕様書に見るHTML(2) -

    ハイパーテキストとリンク - 仕様書に見るHTML(2) 1 WWWとは何か 2 ハイパーリンク 3 リンクとメタ情報 1 WWWとは何か 仕様書の第2章には、HTMLを理解する上での有益な導入が用意されています。いちどこのセクションに目を通して基を振り返っておくと、仕様書の各部分に示されている考え方がよりよく納得できるようになるでしょう。 1.1 WWWの3つの技術 改めて「WWWって何?」と問われると、なかなか簡単には答えられないと思いませんか? 仕様書では、WWWとは「情報リソースのネットワーク」だとした上で、この情報を可能な限り多くの人に提供するための3つの基技術をあげています。 A uniform naming scheme for locating resources on the Web (e.g., URIs). Protocols, for access to nam

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    muamqm 2005/12/15
  • ウェブ ブラウザ小史 2001

    WWWの誕生から「ブラウザ戦争」に至る流れ(1989年〜2001年)の中で登場した様々なブラウザの足跡を辿ってみます。『Web Designing』誌2001年12月号に寄稿した記事をほぼそのまま再掲載するものです(年表はかなり追加調査しています)。 WorldWideWebの誕生 CERNの外で 多様なブラウザの登場 Mosaicから商用ブラウザへ ブラウザ戦争、そして標準化への道 ブラウザ関連年表 WorldWideWebの誕生 1989年3月、ティム・バーナーズ=リーは Information Management: A Proposalと題するペーパーをCERNの関係者に配布した。ウェブの歴史の第一歩が、静かに踏み出されたのだ。 この提案を目に見える形にするためのハイパーテキスト処理プログラム、すなわち最初のウェブ・ブラウザは、翌1990年のクリスマスまでには完成する。 バーナーズ

  • ちょっとしたメモ - RSSのtaxonomyモジュール

    巷で話題の朝日新聞のRSSを見ると、taxonomyモジュールの名前空間が宣言してある。この、名前は比較的知られている(かな?)のに使用例がほとんど無い珍しいモジュールは、チャンネルのアイテムを分類するために使うものだ。dc:subjectと似ているが、taxonomyではキーワードを文字列ではなくURIで示す。Asahi.comでは宣言だけでまだ実際に使われているわけではないけれど、「総合」「国際」などのジャンル目次ページのURIをRSSで提供する計画だったりして? taxonomyモジュールでは、taxo:topicsという要素を使って、item(あるいはchannelでもいい)のトピックを列挙する。 (例) <rdf:RDF xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xml

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    muamqm 2005/11/29
  • XHTML Basic - 多様な端末を念頭に置いたXHTMLの共通分母

    モジュール化されたXHTMLを用いて、携帯端末やテレビから通常のPCまで幅広い環境で利用できる文書の共通項とするためのXHTML Basicが2000年12月19日に勧告されました。 なぜXHTML Basicか XHTML Basicのモジュール 妥当なXHTML Basic XHTML Basicの実装が始まる WML 2.0 なぜXHTML Basicか HTMLはさまざまな機能を取り込んで改訂を重ねた結果、そうとうヘビーな仕様となり、携帯端末などの小規模な環境ではHTMLを完全にサポートすることは負担が大きくなってきました。そのため、携帯電話などのモバイル環境に向け、CompactHTML、WMLなどの独自のHTML仕様が生まれ、同じコンテンツを提供する場合でも複数の言語によるページ作成が必要という状況が生まれています。 今後、HTMLを利用する環境はますます多様化することが予測さ