打ち切りにされるレベルの視聴率ではない 17日夜、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)が9年の歴史に幕を閉じた。 同番組は「歴史上に名を残す偉人は世間的に型破りな人だった」という前提から、週替わりの「アウト」なゲストを迎えて行うトークバラエティ。メインの矢部浩之、マツコ・デラックス、山里亮太に加え、坂上忍、栗原類、遠野なぎこ、加藤一二三、さらに近年では、戦慄かなの、横川尚隆、小原ブラスらがヤバイ一面を見せて番組を盛り上げてきた。 気になるのは、昨秋に同じ2013年4月スタートの『有吉反省会』(日本テレビ系)も終了していたこと。こちらも「反省したいことを告白する」というヤバイ人をフィーチャーした番組であり、どちらも打ち切られるほど視聴率が落ちたわけではないにもかかわらず終了してしまった。 両番組は、「こんな人テレビに出していいの?」「これはさすがにマズイでしょ」という危うさを笑いに変えて人