※漢字(かんじ)の苦手(にがて)な人(ひと)は左(ひだり)メニューにある「かんじ→ひらがな」をクリックしてください。 ※If you want to read this blog in Roman, please choose "Japanese into Roman" from the left menu. だいぶ間が空いてしまったが、前回の続きから。 「ああ、日本という国は…」 せっかくなので、先週号(5/27号)の『マガジン9条』の「コラムリコラム」も、まとめて批判しておく。 コラムリコラムというものにきちんと目を通したのは初めてなのだが、「放光院+α」という執筆者*1によるこの連載は、「マガ」と「ジン」という架空のキャラクターによる対談形式を取っている。 架空対談といえば、佐藤優が週刊金曜日誌上で繰り広げる「佐藤優 ××と語る」というカルトじみた企画(××にはマルクスやらエンゲルス
IPPNWの顧問的な政治研究者による、米国-北朝鮮の現状分析です。今、日 > 本のメディアは、安保理制裁をけしかけるような報道をしています。核兵器を絶 > 対に人間の上で爆発させてはならないという、当たり前のことを、あらためて確 > 認する必要があります。日本の反核市民組織には、そのことを世界の共通認識に > する、歴史的責任があると考えます。世界に向けて具体的で、有効な、目的を果 > たせる提案をする義務があります。ヒロシマに外国要人を迎えるのは、日本発の > 有効な提案を納得させるためであるべきです。 > 下記に標記論文の拙速邦訳があります。「国家安全保障」を「国家権力維持」と > 読み替えれば、私は、ほとんど、同意できます。 > 渡植貞一郎(反核医師の会) > http://homepage1.nifty.com/thinkbook/ShouldTakeNorthKoreansAtT
今月11日、米海軍のニミッツ原子力空母が横須賀に寄港した。早速政府は空母周辺で海水や泥、空気中の放射能測定を行った。放射能漏れを検査するわけだが、実はこれには日米間の秘密の取り決めがあった。 それは1971年12月の取り決めで、「日本に寄港中の米艦船から50メートル以内での放射能測定をしない」というものだ。取り決めの文書には極秘、無期限という判が押されている。 それ以前は米原子力船が寄港した場合、20メートル以内での測定が可能だったが、取り決めの2年前に原子力潜水艦サーゴが寄稿した際の測定で、異常な放射能漏れがあることがわかり物議を醸し出したのを契機に、米側から50メートル以内での測定はしないで欲しいとの要求が出され、それが秘密の取り決めとなったわけだ。環境省は、昔の事はわからないが、現在は何メートル以内という取り決めは無いと言い、外務省ではそうした秘密の取り決めは無いと言っている。だが現
読売オンラインによると、アジア・太平洋地域の安全保障問題を担当するウォレス・グレグソン米国防次官補が30日、読売新聞のインタビューに応じている。 次官補は、オバマ政権が北朝鮮の核実験を受けてスタインバーグ国務副長官ら米政権高官が日中韓露の4か国に派遣されることに関し、同盟国である日韓との協議を軸に、北朝鮮の核放棄に向けた「行動方針」の策定を目指すことを明らかにした。 グレグソン次官補は、自らも派遣団に加わることを明らかにした上で、今回の歴訪が北朝鮮に圧力を加えるための「戦術的手段」ではなく、北朝鮮を除く6か国協議参加国が朝鮮半島の非核化に向けた展望を構築するための意見調整が目的となるとの見通しを表明。米国から具体的提案は行わず、まずは各国の意見や立場を聴取すると述べた。 こうした動きが、安保理後を見定めてのものなのかははっきりしないが、多分そうだろう。もっとも安保理でどのような決議が生まれ
今回の朝鮮の核実験について、「オバマ大統領が核廃絶を訴えた直後なのに」という論調をさかんに聞くが、たいへん違和感がある。 オバマの発言に平和への本気の気持ちがない、と断言はしない。 また、アメリカの軍事的な存在の大きさと圧力を、朝鮮が核を持つことを正当化する理由と考えてはならない、ということも昨日書いたとおりである。 けれども、現実にもっとも大量の核兵器を保有している国はどこか、歴史上核兵器を戦争で使用した唯一の国はどこか、また最近もっとも大規模な他国への侵略行動を行い、今も軍隊を駐留させているのはどの国かということ、そしてその国が朝鮮に対してこれまでどういう態度で対してきたか、これらのことをよく考える必要がある。 こうしたことは、朝鮮の核兵器保有を正当化する理由にはならないけれども、逆に今回の核実験が、(オバマの一回の提案と同様)超大国アメリカの過去と現在の暴力を免責し、アメリカを「正義
人気ブログランキング | 話題のタグを見る フォロー| ログイン| ブログ開設・作成(無料) このブログの更新通知を受け取る場合はここをクリック 新聞記事 qzto.exblog.jp ブログトップ 2009年 06月 01日 朝日 声 by qzto | 2009-06-01 12:12 << 山陽新聞 10月7日 憲法9条 守る?変える?全国投... >> アバウト 記事 by qzto プロフィールを見る 画像一覧 カテゴリ 全体 未分類 以前の記事 2009年 12月 2009年 10月 2009年 06月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 フォロー中のブログ メモ帳 最新のトラックバック ライフログ 検索 タグ その他のジャンル 1 部活・サークル 2 競馬・ギャンブル 3 哲学・思想 4 ゲーム 5 中国語 6 コレクション 7 健康・医療 8 科学
5月25日、北朝鮮が過去3年で2回目となる核実験を行った後、産経新聞はこう報じた。日本は北朝鮮のミサイルの射程内にあるという理由から、「生殺与奪の権」を握られている。政治家の反応も、4月にミサイル発射が行われたときと同じパターンだ。北朝鮮の核開発を止める力を日本がもたないからこうなる、と一斉に嘆く。 注目すべきなのは、日本の保守派がまたもや、日米同盟やアメリカの核の傘があたかも存在しないかのように振る舞っている点だ。保守派の態度は、核の傘を軽視してどんどん傲慢になっている。 現在、保守派のスタンダードな主張はこうだ――北朝鮮の脅威を誇張する一方でアメリカの対応能力を矮小化し、恐怖と疑念の連鎖を蔓延させよう――。アメリカの巨大な核抑止力が、北朝鮮の取るに足らない微量の兵器に対して本当に無力だとでもいうのだろうか。北朝鮮は、アメリカの先制攻撃を抑止できるかもしれない。だが一方でアメリカには、北
【モスクワ=遠藤良介】北朝鮮の核実験を受けロシアが制裁強化を含む国連安全保障理事会の新決議を支持する姿勢を見せている。4月の長距離弾道ミサイル発射時には中国とともに日米韓の制裁論議に歯止めをかけたものの、北朝鮮がもはや自国に制御できない形で核開発を進め、ロシア外交のよりどころである「核保有国の秩序」に挑み始めたと認識したためだ。ただロシアでは6カ国協議による対話重視の考えも根強く、制裁内容をめぐる具体的な出方はいぜん不透明でもある。 ロシア外務省は核実験の行われた5月25日に「明確な国連決議違反だ」との声明を速やかに出したほか、チマコワ大統領報道官も「核実験の主導者は国際社会への責任を負う」と金正日総書記を強く非難した。4月のミサイル発射の際は「人工衛星だ」と主張した北朝鮮にくみしたのに対し、今回は「厳しい措置が必要」との総論で日米韓と一致している。 ロシアは従来、「北朝鮮のミサイルは自国
北朝鮮 「東京・大阪・横浜・名古屋・京都には日本の人口の1/3が…報復攻撃されたら、日本は修羅場になるだろう」 1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2009/05/29(金) 11:32:10 ID:??? 北朝鮮「日本全土が報復打撃圏内」と警告 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は29日、自民党内で敵基地攻撃能力保有論が取り上げられ、麻生太郎首相が法的な可能性に言及していることなどを「再侵略の野心の表れ」と非難、「日本が再侵略戦争を起こすなら、全土が報復打撃の圏内となる」と警告する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。 論評はまた、「日本の主要都市である東京、大阪、横浜、名古屋と京都には、 日本の人口の3分の1以上が住み、工業の基幹部分が集中している」とした上で、 「強力な反撃が行われれば、日本は修羅場になるだろう」と強調した。
朝鮮が地下核実験を行った10月9日、首都平壌に滞在する日本人がいた。朝鮮の子どもたちへの人道支援活動を行っている「ハンクネット・ジャパン」の関係者たちである。同団体の世話人を務める米津篤八氏が「核実験の日の平壌」について記した一文を朝鮮新報平壌支局に寄せた。【平壌支局】「戦争は望まない」 朝鮮の子どもたちに粉ミルクを送る活動をしている私たちハンクネット・ジャパン(北朝鮮人道支援ネットワーク)の一行は、ちょうど平壌滞在中に朝鮮の核実験成功のニュースを聞くことになった。歴史的な瞬間に居合わせた者として、そのときの平壌の姿を記しておきたい。 10月9日午後、私たちは平壌市育児院を訪れて医薬品などの支援物資を引き渡したあと、朝鮮新報社の平壌支局を訪問した。そこで初めて金志永支局長から「核実験に成功したとの報道がありましたよ」と聞かされた。昼のラジオと夕方のテレビで短いニュースが流れたという。
※漢字(かんじ)の苦手(にがて)な人(ひと)は左(ひだり)メニューにある「かんじ→ひらがな」をクリックしてください。 ※If you want to read this blog in Roman, please choose "Japanese into Roman" from the left menu. 前回の続き。 「護憲派」によるメモリサイド(記憶の抹殺) 「唯一の被爆国」というウサンくさい(しかも事実とも違う)言い回しは、批判にさらされてとっくに消えたかと思っていたが、まだ生き残っていることを知って唖然。 mujigeさんから上のブクマをいただいたように、今回は、 そもそも日本は「唯一の被爆国」ではない そもそも被爆「国」って何だよ という話題から始めるつもりだった。ところが、昨日のエントリーをアップした直後に読んだ『マガジン9条』が、あまりにも腐り切り尽き果てていたので、予定
インターナショナル・アクション・センターから、ブッシュ大統領、地区選出の議員、重要な指導者、そしてメディアに、北朝鮮に対する戦争挑発的なキャンペーンをやめるよう呼びかけるキャンペーンを始めたというニュースレターが届きました どすのメッキー@管理人です。 対話の模索無しの独自制裁を米国は支持、安倍首相は、北朝鮮との緊張が高 まったのに便乗して、MD計画の前倒しまでほのめかしだしました。 日本では、とにかく100%北朝鮮が悪い、という風潮ですが、韓国では (当然抗議はするものの)日本より冷静ですし、国連も今は北朝鮮の話しばか りしていると思いきや、国連のニュースレターを見る限り、レバノンや、東 ティモールや、ウガンダのことなど、様々な問題のひとつに過ぎません。 そうした中、つい数時間前(日本時間13日午後11時ごろ)、インターナ ショナル・アクション・センターから、ブッシュ大統領、地区選出の議
仕事が本格的に始動し始めて忙しくなったのと、最近論文書きのための作業をやっているのとで、あんまり記事を書いてないんだけれど、はてブのコメントに反応があったので少しここで触れておく。 id:mujige さんの記事 「核実験の日、ピョンヤンにて」―朝鮮はなぜ核実験をしたのか - 訳者あとがきβ版(やくしゃ あとがき べーたばん) に対して、僕はこういうコメントをつけた。 北朝鮮にとって日本こそが脅威だという構造的問題はわかるし国内でも脅威を煽りすぎだとは思うけど、オバマの核についてのスピーチの直後に核実験をしたという北朝鮮の政治的判断はさすがに肯定できないでしょ。 それに対してid:islecapeさんが、どうもあんまりきちんとコメントを読んでいないのではないかとおぼしきまとめ方をされていた。 どこから応答すりゃいいのやら(一部修正・補筆済) - The cape of an island
2009/05/28(木)07:40ごろ、最後の修正・加筆をいたしました。 朝鮮共和国の行なった2度の核実験は、アメリカとの取引だけを考え、世界の労働者・民衆の闘い、希望を無視した暴挙であり、許されることではありません。 では、日本政府の側には一切責任が無いのでしょうか?冷静になって考えてみましょう。 日本に居て、この国の政権担当者の選出について(程度の違いはあれ)責任を有している私たちが、今回の核実験について、一方的に被害者意識ばかりをもつことが果たして許されるのでしょうか? 2002年の小泉純一郎(当時の首相)訪朝以降、交渉を本気で誠実に始めないといけなかったにもかかわらず、「北朝鮮」への敵意を煽り、外交交渉を一貫して悪化させてきたのは、日朝正常化そのものに敵対し、「北朝鮮」への軍事攻撃さえ公言する極右政治家にのっとられた政府・自民党です。またマスコミも「北朝鮮」を一方的に悪者にする報
外国人被爆者を忘却させ、「日本だけ被害」が浸透 「またか」。一度定着した表現はなかなか改まらないな、とつくづく思う。久間章生防衛大臣の「原爆発言」をめぐる動きや報道で氾濫する「唯一の被爆国」という表現である。 周知のように、久間防衛相は6月30日、千葉県柏市での講演で「原爆を落とされて長崎は無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったのだ、という頭の整理で今、しょうがないなと思っているところだ」(7月1日付毎日新聞)と発言した。これに対し、被爆者団体、平和団体、野党、政治家らから一斉に「米国による原爆投下を容認するものだ」と抗議の声が上がり、マスメディアも批判的な論説を展開した。このため、当初辞任の意思はなかった久間防衛相も7月3日、ついに辞任に追い込まれた。 ところで、私にとってやりきれなかったのは、抗議の談話や批判の論説の中で「日本は『唯一の被爆国』」という言い方が目についたこと
北朝鮮の核実験は道義的には許しがたいことだ。道義はまた踏みにじられた。今回は北朝鮮の「現実主義者」によって。 http://www.asahi.com/international/update/0525/TKY200905250143.html しかし、この道義に反する行為は北朝鮮の戦略的・政略的には当然の選択でもある。 戦略的には核戦力による抑止力を手に入れるために。政略的には体制維持の保証を得るためにアメリカを北朝鮮との直接交渉の場に引き出すために。 北朝鮮は通常戦力において圧倒的に劣勢であり、その格差は時間とともに開く一方。通常戦力のみで考えれば既に韓国一国で北朝鮮を捻りつぶすことが可能なくらい格差が開いている。 そういう北朝鮮にとっては、通常戦力においての非対称を覆して敵の攻撃を抑止する手段が必要であり、そのためには相手に耐え難い報復攻撃を行う能力を得ることが必要であり、核兵器開発
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