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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/gekkan-io (110)

  • 朝鮮籍者に求められる誓約書―3ヵ月で終了に - 日刊イオ

    政府が朝鮮への制裁処置を発表した2月10日以降、海外に行く「朝鮮籍」者の大人たちに書かせている誓約書のことは、このブログでも何度か話題にしてきました。 何を誓約させるのかと言うと、出国ゲートを通過する時に入管職員に「北朝鮮に行きますか?」と聞かれ、「行かない」とか「他の国に行く」と答えた人には「北朝鮮には行きません」と文書に署名させ、誓わせるのです。まるで踏み絵ですね。 この間、個人的にもこの誓約書に対してどう対応すればいいのか、という質問を受けてきました。仕事旅行海外に渡航する自由は外国人にも当然ありますが、出国ゲートでこんなことをされたら、どうなるか―。 誓約書を拒否すると、飛行機に乗られなくなる―。 再入国許可を取り消されるのではないか―。 このような不安は当然襲ってきます。日政府はこの不安を逆手に取り、朝鮮籍同胞をターゲットに「制裁」を課してきました。 しかし、この間、在

    朝鮮籍者に求められる誓約書―3ヵ月で終了に - 日刊イオ
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    mujige 2016/06/21
    “国連・自由権規約委員会でも…日本で生まれ育った在日朝鮮人がその永住国である日本に帰るのは権利として認めなアカン、そやから「許可」する、せえへんやのうて、ちゃんと保障しろと日本に言うてんのや”
  • 光州民衆抗争から35年 - 日刊イオ

    5月18日は韓国で光州民衆抗争が起こって35年になる日であった。「4.3」も「4.19」も「4.24」も、すべてそうだが、5.18も5月18日のその日だけで始まって終わったわけではない。軍隊に鎮圧される27日まで市民たちの戦いは続いた。 光州民衆抗争を説明しようとすると、1945年の朝鮮の解放からアメリカによる南半部に対する軍政、朝鮮半島の分断、韓国の成立から話を始めなければならないが、少なくとも朴正煕による維新独裁から見なければならず、光州民衆抗争が浮き彫りにした問題、市民たちが命を賭して求めたものは、今にも続いていることである。 光州民衆抗争はものすごい出来事で、朝鮮人はもちろん、日人もそれによって人生が大きく変わったという人は多いのではないだろうか。 1979年、私は大学3回生で、入学した時から朴正煕の絶対的な権力、維新独裁体制の強固さを見てきた。学生を中心に激しい民主化闘争が繰り

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    mujige 2015/05/21
  • 広島で第5回口頭弁論、「不当な支配論」を根元から断つ - 日刊イオ

    11月19日水曜、「高校無償化」裁判の第5回口頭弁論が広島地裁で行われました。前日に広島入りし、学校長をはじめオモニ会など学校関係者、日人支援者たちとともに裁判を傍聴してきました。今回の裁判は、広島地裁でもっとも大きい302号法廷(60人収容)で行われました。傍聴席がすべて埋まったことで、この裁判に対して必死にたたかっているという原告側の姿が、裁判所に十分に示されたのではないでしょうか。傍聴席には、広島朝鮮初中高級学校の高級部2年の生徒たちの姿もありました。 (裁判後に弁護士会館で行われた報告集会の様子) 裁判では、原告側が提出した準備書面5と6について、原告側弁護士の佐藤浩太郎、平田かおり両氏がそれぞれ発言しました。 原告側の主張の内容は大きく二つ。第一点は、文科省は朝鮮学校について、規定13条(「適正な学校運営」)に適合しないとして不指定処分としたが、そもそもこの規定13条(「債権の

    広島で第5回口頭弁論、「不当な支配論」を根元から断つ - 日刊イオ
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    mujige 2014/12/01
    “「嘘かもしれない報道を根拠にして不指定処分としたのか?」との質問について、被告(国)は法廷で「そうだ」と答えました。”
  • 東京都は一刻も早く補助金再開を・保護者の要望つづく - 日刊イオ

    東京都が都内にある朝鮮学校への補助金を止めて5年が経つ。 朝鮮高校が高校無償化から排除されたことを受け、まっさきに補助金を止めたのが東京都だった。国連・人種差別撤廃委員会は今年8月29日、日政府に対し、地方自治体に補助金再開を勧め、朝鮮学校への無償化適用を求める観告を出したが、都知事は立場を明らかにしていない。10月に入り、朝鮮学校保護者たちは、連日都庁に足を運び、補助金再開の要請を重ねている。 ●国連勧告と都知事発言 「こういうのはやはり万機公論に決すべしでですね。要するに国益に沿わないことはやはりよくないということは片一方でありますけれども、しかし、どこの国の言葉でもどこの国の子どもでも教育を受ける権利はあるわけですから、そういうものを侵害してはいけない。そのバランスをどうとるのかなということが問題だと思います」 上記の発言は国連勧告を受け、知事が定例記者会見の席で述べたコメント(9

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    mujige 2014/11/27
  • 조선학교이야기~韓国から届いた一冊 - 日刊イオ

    数日前に韓国から一冊のが届きました。 「차별을 딛고 꿈꾸는 아이들 조선학교 이야기」 KIN(지구촌동포련대)엮음 선인 10000원 ※「差別をはねのけ夢見る子どもたち 朝鮮学校のはなし」(KIN・地球村同胞連帯著、ソウル・ソニン、10000ウォン) 朝鮮半島の平和統一に向けた6・15共同宣言から14年。この間、「朝鮮籍」者の故郷訪問が遮断される中でも9月には大阪朝鮮高級学校ラグビー部を描いた映画「60万回のトライ」が韓国で封切られ観客1万人を突破しました。 朝鮮学校に向けられる韓国市民の疑問や好奇心に応えようと作られたのが、この一冊です。 全170ページ。冒頭に18つの問答があり、日政府が「無償化」差別をする理由、朝鮮学校と朝鮮民主主義人民共和国の関係、朝鮮学校保護者の経済的負担、生徒の統一に対する意識など、「素朴な疑問」に答えています。 執筆陣は、韓国の市民運動家や学者、「無

    조선학교이야기~韓国から届いた一冊 - 日刊イオ
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    mujige 2014/10/19
    「差別をはねのけ夢見る子どもたち 朝鮮学校のはなし」
  • 仁川アジア大会と釜山大会の思い出 - 日刊イオ

    9月19日、仁川でのアジア大会が開幕しました。 朝鮮の選手たちは、ウエイトリフティングで3つの金メダルを獲得するなど素晴らしい活躍を見せています。朝鮮選手団の今後の活躍が期待されます。 今回、朝鮮民主主義人民共和国の応援団は参加できなくて残念でしたが、南の市民たちが「南北共同応援団」を組織し、連日会場で北の選手たちに大きな声援を送っています。朝鮮選手の活躍と南の市民たちの応援の模様は朝鮮新報のアジア大会特設サイトで紹介されています。 http://chosonsinbo.com/inchon/ アジア大会が韓国で開かれるのは、2002年の釜山大会以来12年ぶりのことです。釜山アジア大会は記者として直接現場を取材しています。非常にハードな3週間でしたが、忘れられない取材現場の一つです。 釜山大会では、女子のサッカー、卓球団体、マラソン女子のハム・ボンシル選手の優勝など朝鮮の選手たちが大活躍し

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    mujige 2014/09/29
  • 文科省前で座るひと - 日刊イオ

    すでにご存知の方も多いと思いますが、ひとりの在日朝鮮人が東京・虎ノ門の文部科学省前で座り込みを行っています。目的は、高校無償化からの朝鮮学校排除に反対の意思を表明することです。現在「文科省前で座るひと(座るひと)」として知られており、ブログ(下記参照)やツイッター(@Kr4bAa5G)で情報を発信しています。 3月2日の土曜日に直接話を聞くことができました。 1919年に日による植民地統治に反対し朝鮮の人々が起ち上がった3.1人民蜂起の記念日である3月1日、午後4時半から座り込みを始めたそうです。何の組織とも関係なく、まったくの個人として思いつき行動を起こしたと淡々と話していました。様々な意思表示の方法がある中で選んだのが「黙って座ること」だったということだそうです。 座るひとのブログに、座り込みを始めた動機や思いが綴られています。1ヵ所だけ引用し紹介したいと思います。 「意味を問われま

    文科省前で座るひと - 日刊イオ
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    mujige 2013/03/06
    “日本政府、日本社会が3年間放置し続けた挙句排除した朝鮮学校への適用を求めるひとが目の前にいますよ、という訴えです。”
  • 高校無償化からの朝鮮学校排除は当然か―日刊イオへの抗議のコメントから - 日刊イオ

    2011年10月19日の日刊イオに「日刊イオに「抗議のコメント」を送ってくださる皆様へ―仮放免者の会第2回大会に参加して―」という文章を書きました。 http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/35be5a43577234ac2610dc45e0f316aa その最後に、抗議のコメントを送ってくれる人たちに対して「これからもどしどしコメントを送ってもらいたいと思います」と書いたのですが、この1週間ほど、非常に多くの「抗議のコメント」が送られてきています。 ほとんどが、高校無償化制度からの朝鮮学校排除問題や朝鮮学校の助成金停止問題について書いたブログに対しての「抗議」です。そのなかから、いくつかのコメントの要旨を参考のために紹介したいと思います。 ●日からお金を貰って君たちにはプライドはないのかい? ●どうぞ帰国なさい。私達日人は一切引き留めませんから。祖国が大切

    高校無償化からの朝鮮学校排除は当然か―日刊イオへの抗議のコメントから - 日刊イオ
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    mujige 2013/03/02
    “わが同胞”たちの無知と無恥に、顔から火が出そうです。排外的風潮の中、ますます朝鮮学校の存在意義は高まっている。
  • 補助金打ち切りは核実験に対する制裁という世にも恐ろしい言い分 - 日刊イオ

    最近のエントリでは重たくて暗い話題が続いていたので、今回は若い頃のバレンタインデーの甘酸っぱい思い出話(?)でも書こうと思ったが、現実はそうもいかないらしい。 12日の朝鮮民主主義人民共和国の核実験を受けて、神奈川県の黒岩祐治知事は13日、県の2013年度当初予算案に県内の朝鮮学校5校に対する計約6300万円の補助金を計上しないことを決めた。 補助金の打ち切り―。こうなるだろうことは予想していた。いや、ほぼ間違いなくそうなるというある種の確信があった(こんな確信など持ちたくなかったが)。 知事は打ち切りの理由を、国際社会が強く反対する中で核実験が強行されたことで、「これ以上の継続は県民の理解が得られないと判断した」と説明した。またしても繰り返される「県民の理解(県民の部分は国民でも世論でも何でもいい)」というマジックワード(「県民の理解」の中の県民には朝鮮学校の生徒や保護者、教職員、関係者

    補助金打ち切りは核実験に対する制裁という世にも恐ろしい言い分 - 日刊イオ
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    mujige 2013/02/15
  • 孤独なたたかいにしてはいけない - 日刊イオ

    先週のエントリでも書いた、愛知と大阪における「高校無償化」関連の訴訟。1月24日、愛知では愛知朝鮮中高級学校の在校生と卒業生が原告となり、「高校無償化」制度からの排除によって就学支援金が受給できず精神的苦痛を受けたことに対する国家賠償請求訴訟を、大阪では学校法人大阪朝鮮学園が、「高校無償化法」の規定にもとづき朝鮮学校を適用対象に指定することを求める行政訴訟をそれぞれ名古屋地方裁判所と大阪地方裁判所に対して起こしました。 この間、名古屋に滞在しながら、24日の提訴および記者会見の取材に加え、原告とその家族、学校関係者、地域同胞たちの声も聞くことができました。 これら周辺取材の過程で感じたこと、それは現場が相当な危機感を持って今回の事態を受け止めているということです。民主党政権から自民党政権に変わったとはいえ、政府自らが作成した適用基準を逸脱した理由を持ち出し、さらに適用基準を改悪することで朝

    孤独なたたかいにしてはいけない - 日刊イオ
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    mujige 2013/02/02
    朝鮮学校弾圧に加担し、座視している「われわれ」日本人こそが「被告席」に立たされている。
  • 衆院解散と高校無償化 - 日刊イオ

    野田首相は、昨日の国会で16日解散を明言した。 安倍自民党総裁との党首討論で首相は、衆院の「一票の格差」について「…定数削減は2014年に消費税を引き上げる前に、まず我々が身を切る覚悟で具体的に実現しなければならない」として、「来年の通常国会で必ずやり遂げる」ことを約束。その様子を見ながら、高校無償化の「差別なき適用」の道筋をつけるのも政権を担った、それも、マニフェストの目玉としてこの制度を発足させた党首の責任だろうと、煮え切らない思いに駆られた。 総選挙の結果を占う力は筆者にないが、「無償化制度」がもし吹き飛んだら、誰がこの排除で得をしたか、ということを考えざるをえない。12日の国会質疑で自民党の小池百合子議員が、田中真紀子文部科学大臣に対し、「ドサクサにやろうという考えか」という脅しのような質問をしていたが、朝鮮高校がはずされてきたこの2年8ヵ月間は、朝鮮学校の民族教育を認めまい、とす

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    mujige 2012/11/18
  • 「北朝鮮問題」をめぐる思考停止 - 日刊イオ

    世間の耳目を集めた朝鮮民主主義人民共和国の人工衛星打ち上げが今月13日に行われた。結果は、周知の通り、失敗に終わった。 衛星打ち上げを巡る一連の動きも一段落がついたように見える。個人的に思うことはいろいろとあるのだが、それをこのブログの場を借りて書いてみたい。多分1回では終わらないだろう。 まずは、2年前の再来ともいうべき「弾道ミサイル騒動」について。相も変わらずというか、もはや「お約束」と化している感があるが、3月16日に朝鮮の宇宙空間技術委員会が自前の実用衛星を打ち上げると発表してから約1ヵ月の間、日では政治家やメディアをはじめ官民挙げての大騒ぎが起こった。 衛星打ち上げを非難する彼らの論調は「人工衛星の打ち上げであってもその技術は弾道ミサイルと同じだから許せない」というもの。これを鬼の首を取ったように「ドヤ顔」で主張するのだが、そのロジックはもういい加減に聞き飽きた。 当たり前すぎ

    「北朝鮮問題」をめぐる思考停止 - 日刊イオ
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    mujige 2012/04/22
    朝鮮の人工衛星打ち上げに大騒ぎして、インドの弾道ミサイル発射予告はスルーの「国際社会(=米・日)」。
  • 繰り返される警察の不当な強制捜索 - 日刊イオ

    今日朝8時過ぎ、月刊イオ編集部が入っている朝鮮出版会館に警視庁公安部をはじめ警察が150人ほどやってきて強制捜索を繰り広げた。入ったのは、朝鮮出版会館に事務所がある在日朝鮮人科学技術協会(科協)と在日朝鮮人体育連合会(体連)の2ヵ所。同会館以外にも同時刻に、株式会社中外旅行社と総聯板橋支部に も強制捜索している。 強制捜索の理由は「外為法違反」ということだった。 今回の強制捜索についての朝鮮新報の記事はこちら。 http://jp.korea-np.co.jp/article.php?action=detail&pid=53019 とある同胞が経営するパソコン関連会社が朝鮮民主主義人民共和国に「違法 」に中古パソコンを販売したということで、同胞が逮捕された事件に関連しての強制捜索だった。 中古パソコンを販売したことが「犯罪」になるということ自体がおかしなことだが、ましてやその会社と科協

    繰り返される警察の不当な強制捜索 - 日刊イオ
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    mujige 2012/02/29
    "完全に、弾圧のための強制捜索、朝鮮と在日朝鮮人に対する悪いイメージを 植えつけるための強制捜索で、警視庁は事前に日本のマスコミにリークしており、強制捜索に合わせて多くのマスコミが集まっていた。"
  • 金正日総書記逝去、そして社会的憎悪の対象としての「北朝鮮」 - 日刊イオ

    今年も残すところあと9日。 現在、イオ編集部では来年2月号の編集作業の真っ最中です。2月号は年末年始の休みを間に挟むので毎回忙しくなります。 そんな中、4日前の19日に金正日総書記の逝去という突然の訃報が飛び込んできました。正午に「特別放送」を行うという予告、そして総書記の逝去を伝える女性アナウンサーの涙交じりの声。その瞬間、誌編集部がある朝鮮新報編集局フロアは騒然となり、その後、水を打ったように静かに、沈うつな空気が流れました。 総書記死去後の朝鮮はどうなるのか。28日の永訣式と29日の追悼集会で今後の道筋がある程度示されるでしょう。これについては、また別の機会に書きたいと思います。 そして(悪い意味で)予想通りというべきか、日では金総書記逝去を機に、社会的憎悪の対象としての「北朝鮮」がまたぞろ立ち上げられようとしています。マスメディアには事実の無視や憶測に基づいた報道が流れ、政治

    金正日総書記逝去、そして社会的憎悪の対象としての「北朝鮮」 - 日刊イオ
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    mujige 2011/12/23
    “朝鮮民主主義人民共和国という存在を(国籍も含めて)一貫して認めない一方で、差別し弾圧し排除する時だけ都合よく「北朝鮮」を持ち出す。まこと、「北朝鮮」とは便利な言葉であります。”
  • 「水曜デモ」連帯集会に参加して - 日刊イオ

    軍「慰安婦」問題の解決を求める韓国水曜デモが1000回を迎えた14日、東京・霞ヶ関で行われた連帯集会を取材しました。 すでに報じられている通り、集会には日各地から1300人が集い、「人間の鎖」で外務省を囲み、四方八方からこの問題の解決を声高に叫びました。 しかし、集合場所の日比谷公園に着くなり聞こえてきたのは、集会を妨害しようと訪れた「在特会」(在日特権を許さない市民の会)の罵声でした。 集会中、「在特会」をはじめとする極右団体は、今にも飛び掛らんばかりのはげしい妨害行動を繰り広げ、耳をふさぎたくなるような罵詈雑言を終始吐き散らし、集会は一触即発の雰囲気の中で進行されました。私自身、今回のような大規模な妨害を経験したのは初めてのことで、正直、圧倒的な負のエネルギー、ディスコミュニケーションに途方もない疲弊感を感じました。容赦なく降ってくる暴言から、日社会の「慰安婦」問題への認識の浅

    「水曜デモ」連帯集会に参加して - 日刊イオ
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    mujige 2011/12/18
    「『水曜デモ』が始まる前、被害者たちが、性暴力であるがゆえ半世紀近くも沈黙の中に過ごしてきた歳月の重みを認識することなしに、1000回に込められた被害者たちの切実な訴えを知ることはできない」
  • 権利獲得闘争~私のとっての原風景 - 日刊イオ

    唐突だが、20年以上前の出来事について書く。 東京で生まれ育った私は1986年、朝鮮学校初級部5年生から千葉に引越し、それから地元の千葉朝鮮初中級学校に通った。当時、朝鮮学校に通う児童・生徒たちの通学定期券には日学校に通う児童・生徒たちに与えられている割引率が適用されておらず、大人なみの料金を支払っていた。JRの通学定期運賃は大学生、専門学校生を含む大人を100とした場合、高校生はその10%、中学生は20%、小学生は65%の割引が適用される。しかし行政当局は、朝鮮学校は「学校教育法第1条で定める学校ではない」との理由から、そこに通う児童・生徒たち12歳以上を大人扱いで割引ゼロ、それ未満は50%引きとしていた。今考えるととんでもないが、当時はこのような差別が国鉄時代から20年近くも続いていたのだ。 JR定期券割引率差別是正運動は87 年の国鉄分割民営化後、私の地元である千葉朝鮮初中級学校の

    権利獲得闘争~私のとっての原風景 - 日刊イオ
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    mujige 2011/12/18
    “声を上げてたたかえば状況は変わり、不正義は正されるということを今こそ大人が子どもたちに身をもって示すべきだと思う”―さて、われわれ日本人は権利の上に眠っていないか。不正義に目をふさいでいないか。
  • 朝鮮学校への補助金は法的根拠がある - 日刊イオ

    「そこで行われている授業の内容というのは、先ほども担当の局長に聞きましたら、行くと全然違う教科書を見せる。それから、そのときに限って適当な授業を見せる。それなら、その真偽をただすために、都の職員がやっぱり張りついて、一週間でも十日間でも一月でも、その実態を調査したらよろしいと思うし、それが嫌なら学校を閉鎖したらよろしいので、そういうことを強要できない相手に、私たち国民の税金を使って補助する必要は毛頭ないと私は思います」(東京都のHPから) 上に記したのは12月8日に東京都知事が都議会で行った発言だ。 東京朝鮮学園が13日に反論の談話を発表したが、朝鮮学校を一度も訪れぬまま、それも事実をでっち上げてまで子どもの学ぶ権利を奪おうとする脅しだ。これが日に暮らす外国人の2割=41万8000人の外国人を擁する首都東京のトップが口にできたものかと、わが耳を疑った。 日政府は、「高校無償化」問題で外

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    mujige 2011/12/15
  • 「朝鮮学校を閉鎖しろ」と言わしめてしまう状況を危惧する - 日刊イオ

    朝鮮学校への「高校無償化」適用がいまだに実現されていない中、 12月9日、自民党の文部科学部会は「朝鮮学校の教育内容や朝鮮総聯との関係について実態を把握する必要がある」として、 「高校無償化」適用の審査手続きを停止するよう求める決議をまとめました。 「朝鮮学校の教育内容」があたかも問題であるように取りざたされていますが、 そもそも(ブログで以前書いたと思いますが)、朝鮮学校(生徒)への「高校無償化」制度適用をめぐって問題となったのは、 朝鮮学校が日の高等学校の課程に類する課程を置いているか、という問題でした。 「課程」とは、「学校などで、一定期間に割り当ててさせる学習・作業の範囲・順序」のこと。 つまり「教育課程」とは、教科、カリキュラム、授業時間数などの形式的・外形的なものであって、 教育の「中身」「内容」とはまったく異なるものなのです。 それが今、多くの報道によって論点が誤った方向に

    「朝鮮学校を閉鎖しろ」と言わしめてしまう状況を危惧する - 日刊イオ
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    mujige 2011/12/12
    朝鮮学校の危機は、日本の民主主義の危機。
  • 来週の水曜日は - 日刊イオ

    来週の水曜日12月14日は、日軍「慰安婦」問題の解決を求める韓国水曜デモが1000回を迎える日です。 それに際して、10~12月にかけて日韓国をはじめ世界各国で連帯行動―デモや勉強会、映画上映会、チャリティコンサートなど―が行われています。(詳しくはこちらから) 14日、韓国では第1000回水曜デモがソウル日大使館前で、東京では「外務省を『人間の鎖』で包囲しよう!」と題し、外務省前で集会、その後衆議院議員会館で院内集会が行われます。 1991年に「慰安婦」被害者の金学順ハルモニが初めて名乗りを上げて20年。当時234名いた被害女性は、現在67名になってしまいました。言うまでもなくハルモニたちはみなご高齢で、一刻の猶予もありません。 しかし日政府は、国連をはじめとする人権機関の勧告も無視し続け、今年9月、韓国政府の「慰安婦」問題をめぐる2国間協議の提議も、「解決済み」と拒否しました

    来週の水曜日は - 日刊イオ
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    mujige 2011/12/11
    “「慰安婦」問題は過去の問題ではありません。…過去から学ばなければ歴史は必ず繰り返される。ハルモニたちはその事を伝えるために、来る水曜日もデモに出かけているのではないでしょうか”
  • 橋下氏が「圧勝」した大阪のW選挙に、「民意」について思う - 日刊イオ

    注目されていた大阪の知事、市長のW選挙は、橋下徹氏率いる維新の会が「圧勝」し、橋下氏は大阪市長に当選した。 11月27日の夜11時頃、帰宅してテレビをつけると、橋下氏の記者会見の映像が映し出されていた。そのときに語っていたのが、市職員に対する激しい攻撃で、その高圧的な態度、言い方に非常に不快感をもった。 翌日の新聞報道を読むと、次のように語っていたようだ。 「(今回の市長選で選挙運動を行った職員について)政治に足を踏み込みすぎた職員は潔く市役所を去ってもらいたい。戦ですから、負けは潔く認めてもらわなきゃいけない」 「『選挙で受かったくらいで何でも決められたら困るな』という市職員はたくさんいる。選挙で選ばれた者に対する配慮が欠けている」 「民意を無視する職員は大阪市役所から去ってもらう」 このような発言を見て思うのは、市の職員は市長と同じ考えをもっていなければいけないのか、他の候補者を応援し

    橋下氏が「圧勝」した大阪のW選挙に、「民意」について思う - 日刊イオ
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    mujige 2011/12/01