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ブックマーク / natrom.hatenablog.com (124)

  • 「ニセ医学」についての本を書きました - NATROMのブログ

    を書きました。2014年6月25日が発売予定日です。 ■「ニセ医学」に騙されないために NATROM (著) 内容はこのブログの読者にとっては馴染み深いものです。「抗がん剤は毒にしかならない」「麻薬系の鎮痛剤は体に悪い」「瀉血でデトックスできる」という誤解・デマや、ホメオパシーやオーリングテスト、千島学説といった科学的根拠に乏しい主張を30項目取り上げて、批判的に言及しました。ブログと同じような表現になってしまった部分もありますが、基的にはブログの転載ではなく書き下ろしです。 マーティン・ガードナーの■奇妙な論理や、ASIOSの■謎解き超科学のようなと思っていただければよいでしょう。 いつも指摘されることですが、こうしたに載っている情報を当に必要としている人は読まない、というものがあります。根的な解決策はないでしょう。次善の策として、少しでもわかりやすく読んでいただけるよう試み

    「ニセ医学」についての本を書きました - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2014/06/06
    "次善の策として、少しでもわかりやすく読んでいただけるよう試みました(成功したかどうかはともかくとして)"あの出版社から出した理由がこの試みなのだと推測。必要とする人へのハードルが最も低くなるわけだし。
  • 「河内藤園」で藤のトンネルを見てきた - NATROMのブログ

    連休中に北九州の河内藤園に行ってきた。藤だけで22種類。藤のトンネルが一番の見どころである。さまざまな色の藤により美しいグラデーションとなっている。 藤のトンネル ウェブでも多くの写真を見ることができる→■河内藤園 - Google 検索 トンネルだけではなく藤のドームもある。中に入ると全天が藤の花。 藤のドーム(外観) 藤のドーム(内側) 大藤棚はやたら広く、そして花房が長い。普通の目線でこんな感じ。 大藤棚 藤だけではなく、他の花もたくさん咲いていた。 オオデマリとヤマブキらしい たぶんオオデマリ 入場料は私が行ったときは1000円であった(高校生以下は無料)。開花時期によって値段が変わり、最大で1000円らしい。それでもかなり人が来ていた。1000円分の価値はある。 河内藤園の奥の方にモミジの並木がある。秋にまた来よう。藤棚の近くにもモミジがあった。並木のモミジは青かったが、こちらは

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  • 「ためしてガッテン」の健康本の新常識クイズが難しすぎる件 - NATROMのブログ

    医局に転がってた■ためしてガッテン 健康の新常識事典を何気なく読んでみた。各項目が健康に関する「常識」についての○か×のクイズ形式になっており、次のページに答えと解説が入る。全体的には良いである。ただ、このクイズがなにげに難しいのだ。たとえば、こんな具体である。 新常識クイズ:「玉ねぎの血液サラサラ効果はあらゆる品の中でもトップクラスである」 ○ どっち? × 新常識クイズ:「ヨーグルトは花粉症に効く」 ○ どっち? × 新常識クイズ:「風邪予防にはうがいが最も効果的」 ○ どっち? × 新常識クイズ:「味オンチ(味覚障害)は亜鉛不足のせい」 ○ どっち? × 新常識クイズ:「水虫は薬を塗っても完治は難しい」 ○ どっち? × 新常識クイズ:「肺がんはX線検査をすれば見つけることができる」 ○ どっち? × 新常識クイズ:「高血圧は降圧剤を飲めば改善できる」 ○ どっち? × 興味があ

    「ためしてガッテン」の健康本の新常識クイズが難しすぎる件 - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2014/03/31
    クイズ自体が目的ではなく、設問と正解を併せて読むと「~だと思うでしょ? でも実は……」となるような読み物であることが重要であり、クイズとしての出来は比較的どうでもいいんでしょうね。
  • 「医師がすすめる空間除菌」のカラクリ - NATROMのブログ

    「クレベリン」という二酸化塩素による据え置き型の空間除菌製剤のテレビCMを見て疑問に思った。このテレビCMは、製薬会社のウェブサイトでも見ることができる。 ■広告ギャラリー:テレビCM|CM・特集|大幸薬品株式会社 以下、「」内がテレビCMのセリフで、()内が私のツッコミである。 「子供の免疫力は大人より弱い」(二酸化塩素のような化学物質に対する耐性も子供は大人より弱いかもね) 「二酸化塩素分子が空間中のウイルスや菌を99%除菌」(それってたぶん実験室のデータだけど、実際の使用条件で効果があるかどうかとは別問題だよね) 「医師がすすめる空間除菌」(ちょっと待った。誰がすすめているって?) こんなもんを勧める医師がそうそういるとは思えないが、メーカーのサイト*1で確認すると、683名の医師に対する「感染症対策として空間(空気)の菌やウイルスを除菌・除去し、空間をきれいな状態に保つこと(空間除

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  • 白血病に備えて自家末梢血幹細胞の冷凍保存をしておくべきか? - NATROMのブログ

    白血病に備えて幹細胞を採取・冷凍することを推奨するツイートがあった。「豪州の白血病専門薬剤師からの話」であるとのこと。 豪州の白血病専門薬剤師からの話。まだ白血病を発症していない放射能汚染地域の人は、ぜひ今のうちに自分の骨髄幹細胞を採取して冷凍しておいてほしいと。幹細胞採取に使う薬品の特許はすでに切れ、代替医薬品が利用できるはず。白血病を発症してから他人の細胞を移植するよりはるかに安全簡単と。— kaz hagiwara(萩原 一彦) (@reservologic) 2014, 2月 1 このエントリーを書いた時点で、このツイートは300回以上リツイートされている。情報を提供しようとした善意についてはありがたいと思うが、この話はいくつかの点において疑わしい。非専門家を通じたために話が不正確になっているか、あるいは「豪州の白血病専門薬剤師」がそもそも信用できない人物である可能性がある。現在の

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  • 血液型と性格の関係を否定するまずい論法について - NATROMのブログ

    血液型と性格には強い*1関連があるという主張がある。血液型性格判断あるいは血液型占いと呼ばれている*2。こうした主張には科学的根拠はない。詳しくは■遺伝学からみた血液型性格判断で論じた。ニセ科学を論じる上では「定番」となっている話題である。さて、 ■血液型占いにすっかり洗脳されている皆さまの目を覚ます呪文について | More Access! More Fun! というエントリーが注目を集めている。このエントリーでは『女性誌やテレビを中心に蔓延している「血液型占い」は真っ赤な嘘である』と主張されており、その結論には概ね同意はできるが、結論を導く過程においていささか難があるように思える。「血液型占い」が真っ赤な嘘であるとしても、不適切な論法で批判するのはまずい。ここでは、かのエントリーのどの部分が不適切であったのか説明することとする。 アフリカアメリカ人にA型が多いことは血液型占いが間違っ

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  • 多焦点眼内レンズは混合診療可能だよ - NATROMのブログ

    経済新聞に混合診療解禁に関する記事が載った。経済界が混合診療の解禁に賛成の立場であるせいか、日経済新聞にはその立場に沿った記事が載りやすいようだ。記事では、白内障の手術について混合診療が解禁されていないため高額な自己負担を強いられた患者さんの体験を紹介している。 ■混合診療、出口見えぬまま10年  :日経済新聞 眼科医がすすめたのは遠近ともに焦点が合う多焦点レンズ「レンティス」を入れる手術。一般的な単焦点のレンズよりも術後にまぶしさやにじみが少ないと言われ同意したが、料金を聞いて目を丸くした。 100万円――。公的な医療保険の対象にならないと聞かされたが、単焦点は10万円。こちらは保険がきくとはいえ、値段が違いすぎる。医師に詰めると「手術費だけでなく、保険適用のはずの手術前後の診療費や薬代もすべて自己負担になる」。渋々大金を払った。 からくりはこうだ。患者が医療機関の窓口で払うのは

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  • 陽性反応的中割合と「100%引く偽陽性率」を取り違えた甲状腺癌数の推計について - NATROMのブログ

    さて、題。感度や偽陽性率といった用語の意味を確認したいときは、■特異度と偽陽性率と陽性反応的中割合とで引用した表を参考にせよ。 問題:甲状腺癌の2次検査の細胞診検査において7名が悪性と診断された。この検査の感度は90%(偽陰性率10%)、特異度は90%(偽陽性率10%)である。この7名のうち真に甲状腺癌であるのは何人か? 報道によれば、福島県の子供約3万8000人に対する甲状腺検査において、2次検査で細胞診を施行されたのは76名である。76名のうち10名が悪性もしくは悪性の疑いありとされ、その10名のうち3名が既に手術を施行され甲状腺癌と診断が確定した。残りの7名はまだ確定診断に至っていない。3万8000人中の3人というのは、原発事故との因果関係があるかどうか断定できないものの、多発と言っていい数字であるのは確かである。スクリーニング検査による掘り起こしに過ぎないのか、それとも有意に甲状

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  • 自宅出産より病院出産の方が失血死のリスクが高い? - NATROMのブログ

    「自宅出産よりも病院での出産の方が失血死のリスクが高いと判明」したという記事。もともとはMail Onlineの記事。原著と読み比べてみた。 ■【妊婦に悲報】自宅出産よりも病院での出産の方が失血死のリスクが高いと判明!!過度な医療介入が原因か?!英大学調査 | IRORIO(イロリオ) - 海外ニュース・国内ニュースで井戸端会議 英サザンプトン大学が50万件以上の分娩データを検証した結果、自宅出産に比べ、病院でのお産の方が分娩後出血による失血死のリスクが高いことが判明した。具体的な数値は不明だが、原因はお産への過度な医療介入とされている。促進剤で陣痛を早めたり、出産を促すための外科的な処置や、緊急の帝王切開の増加のせいで出産にのぞむ女性たちが危険にさらされているという。 サザンプトン大学というヒントから比較的容易に原著論文にたどり着けた(しかしいつでも容易にたどり着けるとは限らないので、こ

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  • 肝臓癌の死亡の増加は食事のせいではない - NATROMのブログ

    3年前に■有害米と肝臓癌死亡数の増加は無関係というエントリーで、国立がんセンター対策情報センターから肝臓癌による死亡者の推移の図を引用した。 年令別がん死亡数の推移(男性)(国立がんセンター対策情報センターから引用) 1970年ごろから2000年ごろにかけて肝臓癌による死亡数が激増しているが、その理由は、肝臓癌の高リスクである慢性肝炎患者集団が好発年齢に達したからだとされている。日においては肝臓癌の原因の大半が肝炎ウイルスによる慢性肝炎である。全世界的には事中のアフラトキシン(カビ毒)も肝細胞癌のリスクであるが、日においてはほとんど無視しうる。そのほか、飲酒や肥満や糖尿病などが肝癌のリスク因子となりうるが、私の知る限りにおいて、洋やファーストフードが肝癌のリスクとなるという話はない。 しかしながら、Yahoo!知恵袋において、NATROMの日記から孫引きで上記グラフを示し、肝臓癌の

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  • 「近親婚タブー」は血縁淘汰説を否定するか? - NATROMのブログ

    「自分の皮膚細胞から卵子と精子を作り、それを受精させて、もう一人の「若々しい別な自分」(クローン)を誕生させることも、理論的には可能になる」と書いちゃったダイアモンド・オンラインの安藤茂彌氏による記事に、以下のようなブックマークコメントがついた。 ■はてなブックマーク - blueboy のブックマーク - 2012年10月30日 blueboy 「自分で卵子と精子」はクローンでなくて何か? 血縁度100%の究極の近親婚だ。それで劣性遺伝病発現(id:NATROM)ということは血縁度の高さが不利なことを示す。「自分の遺伝子を増やすため」というドーキンス説を否定。 『「自分で卵子と精子」はクローンでなくて何か? 血縁度100%の究極の近親婚だ』という部分は二通りの解釈が可能である。一つは『「自分で卵子と精子」はクローンではない。クローンではなく「血縁度100%の究極の近親婚」である』という解

    「近親婚タブー」は血縁淘汰説を否定するか? - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2012/11/03
    とりあえず、前者の意図で書くにあたって『「自分で卵子と精子」はクローンでなくて何か? 血縁度100%の究極の近親婚だ』という表現を選んでしまい、誤解されないと思っている文章力にもかなり難があると思う。
  • 服に薬理作用があるから服用という? - NATROMのブログ

    「統合医療」という言葉には既にネガティブなイメージがつきつつあるようだ。最近、「統合医療」を教えるため新設を申請した統合医療大学院大(東京)について、大学設置・学校法人審議会が設置を認めないよう答申したというニュースがあった((■朝日新聞デジタル:「統合医療大学院大」開校に待った 大学設置審 - 社会、■統合医療大学院大の新設不可…準備不足と判断 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)))。そのニュースを受けて、医師向けサイトで「統合医療、と聞いて…」イメージがわくか、わかないかの簡単なアンケートが取られていた。回答には一言コメントでき、そのコメントに対して参加者は「そう思う」というボタンを押せる。そう思うが多い順でみると、見事にネガティブなコメントが並んでいた。 「ハッキリと「呪術」と言い換えるべき」「しいて言えばインチキというイメージ」「患者さん側に立った学問ではなくい

    服に薬理作用があるから服用という? - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2012/06/25
    仮に近接だけで何らかの効果があるとしても、EBMに対する影響は誤差範囲を越えるものではないのでは。誤差の影響を小さくするためのランダム化試験なのだから、よほど大きな効果がない限りは結果に影響はないだろう。
  • 「タバコを吸うとガンになる可能性は3分の1以下になる!」。何が何だか分からないよ! - NATROMのブログ

    もう武田邦彦はお腹いっぱいだよと思っている人も多かろうとは思うけど、もうちょっとだけ。ナマモノだから早目に調理しないといけないネタ。武田邦彦先生は、喫煙が肺癌の原因であると主張する人たちの資料は曖昧で、事実をそのまま示しておらず、自分の都合のよいデータだけを選んで出していることがわかっちゃったんだそうだ。さすが武田先生!以下が、武田先生の「そのまま示された事実」です。■人の健康をダシに??政策に絡む研究のいかがわしさ(武田邦彦) - BLOGOS(ブロゴス)より引用した。 実は「タバコを吸っても吸わなくても肺がんは同じ」ということなのです。 意味わかんないでしょ?私も最初、意味がわからなかった。しかし、ちゃんと読んだら一応は「タバコを吸っても吸わなくても肺がんは同じ」と判断した理由が書いてあるのです。武田先生は円グラフの数字を「各疾患での死亡者中の喫煙者の割合」と考えたのです。武田先生の思

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  • 「喫煙率が下がると肺がん死が増える」のはなぜか? - NATROMのブログ

    武田邦彦氏が、「どうも何かを間違っているような気がします」という保留付きながら、「タバコを吸わない人に対して、タバコを吸うと肺がんの死亡率は10倍以上減る」という推論をしていました。 ■武田邦彦 (中部大学): 奇っ怪な結果?? タバコを吸うと肺がんが減る?! でも、なにか釈然としなかったので、1955年頃から1985年頃までの統計的データから、「タバコを吸うと何倍ぐらい肺がん(気管、気管支を含む)になりやすいのか?」という計算をしてみました。基礎となるデータは厚労省やがんセンターなどから出ている男性のものを使い(下の図。データ自体は誰も異議がないと思います)、次の前提を起きました。 1) タバコの害は継続的に20年ぐらい吸った人が、さらに20年ぐらい後に肺がんになる(そのために1985年以後の喫煙率のデータは使えません。1985年の20年後は2005年になり、それ以後はデータがまだ無いか

    「喫煙率が下がると肺がん死が増える」のはなぜか? - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2012/03/18
    実際、データを検証している過程でこういう疑問にぶち当たる状況は珍しくない。ただ普通の人なら、自分でも納得できていない段階で公表したりしないだけ。そういうのはチラシの裏でやってくれ。
  • カラフトシシャモのオスは美味い? - NATROMのブログ

    ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;; {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;  シシャモにはオスが無い・・・ ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙ `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  そんなふうに考えていた時期が ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f.   俺にもありました ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `! うちでは朝にシシャモをよくべる。もちろん、北海道産のシシャモではなく、普通にスーパーで売っている安い輸入物である。カラフトシシャモとか、カペリンとか呼ぶらしい。シシャモの代用品であるとのことだが、カラフトシシャモでも十分にうまいと私は思っている。というか、シシャモをべたことがない。 近所のスーパーで売っているカラフトシシャモは

    カラフトシシャモのオスは美味い? - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2012/03/05
    もともとオスは味そのものよりも、期待していた卵が入っていないガッカリ感が勝ってしまう。「オスのほうが身が美味い」という話があって、はじめて正当な評価を受けることができるようになる。
  • ホメオパシージャパンのクレジットカード決済中止について - NATROMのブログ

    ホメオパシージャパン株式会社のウェブサイト*1によると、クレジットカード決済が中止になったとのこと。ホメオパシージャパンの主張によれば、加盟店解除の理由は以下の通りである*2。 2011年9月8日、株式会社JCBより突然、加盟店契約解除の連絡を受け、12月16日より直営店店頭にてJCBカードにてお支払いいただけなくなりました。 突然の加盟店解除の理由につきまして株式会社JCBに問い合わせましたところ、弊社商品が消費者の皆様にご迷惑をおかけした、事故が起きたからということではなく、また、ホメオパシーをご存じないJCB会員に不安を与えたということもない、とのことであり、加盟店解除の理由として伝えられましたのは、「常識から考えて、ホメオパシーは効果がある健康品とは思えない。むしろ消費者に心配を与える可能性を感じる。日において社会的認知が無いことが問題と感じている。社会的認知があれば、ネット等

    ホメオパシージャパンのクレジットカード決済中止について - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2012/01/23
    加盟店解除の理由で本当に書いてある通りに伝えたのだとすれば、JCBの担当者の能力を疑うレベル。にわかに信じ難い。しかし文書でのやりとりでなければ、言った言ってないという泥仕合になるのだろうな。
  • 標準医療をしなかった医師が提訴された - NATROMのブログ

    2011年12月22日付の西日新聞朝刊に、医師に対して遺族が損害賠償を求め、提訴したという記事が載った。報道が正確だとすれば、訴えられた医師は代替医療を行っていた。 「がん有効治療せず」提訴 死亡女性遺族 医師に賠償求め 2011年12月22日付の西日新聞朝刊より。 訴状によると、女性は昨年4月、大学病院で初期の卵巣がんと診断され、手術と化学療法を勧められた。しかし、手術を受けず、知人に紹介された同市中央区の内科診療所(今年9月に廃院)に約1年間、月2回ほど通院。病状は改善せず、今春には呼吸困難になったため家族が別の病院に連れて行ったところ、肺へのがん転移が判明。6月に亡くなった。 診療所の医師は「がん患者は何人も診ているから安心していい」と説明。毎回6万〜8万円の受診料で、マッサージやはり治療を施し、体操を指導、がんに効くという水を販売した。一般的ながん検査や治療はしなかったという。

    標準医療をしなかった医師が提訴された - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2011/12/23
    患者は治療中は訴訟など意識していないのが普通だろうから、医者が訴訟リスクを念頭において治療に当たっていた場合には、訴訟では思ったよりも患者側の分が悪いかもしれません。
  • 日本医師会が混合診療解禁に反対する理由 - NATROMのブログ

    ■混合診療のメリットとデメリットというエントリーに対し、「日医師会はなぜ混合診療に反対しているのか」という質問が寄せられた。日医師会の公的なコメントは、■混合診療ってなに?〜混合診療の意味するものと危険性〜などで読める。この主張を、利権団体のポジショントークかもしれないと疑うのは、適切な懐疑であろう。日医師会が、主に開業医の意見を代表しがちであることはよく知られているところである。 たとえば、池田信夫氏は、日医師会が反対するのは「被害妄想」「卑しい既得権のレトリック」だとしている。 ■池田信夫 blog : 医師会はなぜ混合診療をいやがるのか - ライブドアブログ 何のために、こんな世界にも類のない規制をしているのだろうか。医師会は「混合診療を認めたら、金のある人だけが高度医療を受けられるようになって格差が広がる」と主張しているが、そんなことはありえない。必要な高度医療の多くは保険

    日本医師会が混合診療解禁に反対する理由 - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2011/12/02
    複雑な問題があたかも簡単であるかのように語られる場合、大抵は見逃した落とし穴がある。/混合診療に単純に賛成するのは問題があるが、比較検討した上でメリットが大きいという判断も単純に間違いとは言えない。
  • 武田鉄矢氏がラジオでソマチットに言及した - NATROMのブログ

    11月14日ごろから急に「ソマチット」で検索してくるアクセスが増えた。ソマチットとは、赤血球よりも小さい謎の不死生命体のことである。詳しくは、■謎の微小生命体ソマチット(ソマチッド)を参照のこと。要するに、ちょっとアレな自称研究者が、自作のスーパー顕微鏡で見えた何かを、未知の生命体と勘違いしてしまったというところ。日でも紹介者はいるにはいるが、ホメオパシーなどと比べるとマイナーな部類であろう。 急にアクセスが増えた理由はすぐに判明した。タレントの武田鉄矢氏がラジオでソマチットについて言及したらしい。いまのところ(2011年11月17日)は、インターネットラジオで聞ける。たぶん週替わりだから、聞くなら今のうち。 ■BBQR 文化放送インターネットラジオ 11/14更新分の「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」の、22分21秒ぐらいから。相方の女性は水谷加奈さん。水谷さんのあいづちが、当に感心して

    武田鉄矢氏がラジオでソマチットに言及した - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2011/11/17
    本気で信じていると言うよりも、「人という字は~」の話の様に、なんとなく良さげな話をするためのダシに使うだけなんじゃないかな。
  • 混合診療のメリットとデメリット - NATROMのブログ

    最近、TPP関連で混合診療がよく話題にあがる。混合診療の問題は複雑である。「混合診療に反対している連中は既得権益を守っているだけ。がん難民のためにも今すぐ混合診療は全面解禁するべき」という意見も、「混合診療を解禁してしまうと、マイケル・ムーアの『SiCKO』のような、貧乏人がまともな医療を受けることができなくなる酷い制度になってしまう。絶対反対」という意見も、どちらも極端である。この両極端の意見の間のどこかに妥協点を見つけるのがいいだろうと私は考える。 混合診療とは何か? 混合診療とは、保険診療と自由診療(保険外診療)の医療を併用することを言う。現在の日では、混合診療は原則として禁止されている。たとえば、医療費が20万円の保険診療を受けると、自己負担割合が3割の人は、6万円のみ支払えばいい。14万円は保険者が支払うことになる。さらに、10万円の自由診療を同一の医療機関で受けたとする。混合

    混合診療のメリットとデメリット - NATROMのブログ
    mujisoshina
    mujisoshina 2011/11/15
    TPPと同じく複雑な問題。問題を単純化した結果として得られた答えが単純な賛成や単純な反対であるなら、どちらも誤りである。