SaaSやオンプレミスのアプリケーションなど複数のシステムを使い分けながら仕事を進める現在、それらに蓄積されたデータを活用するには、システムをつなぎ、効率的にデータを収集する仕組みづくりが必要だ。 現在の企業を取り巻くシステムは一昔前のそれとは様相がまるで違います。昔のようにモノリシック(一体型)のシステムではなく、複数の業務特化型SaaS(Software as a Service)を併用しながら業務を進めるようになりました。企業は、勘定系のみならず、ありとあらゆるシステムからデータを収集し、組織成長のために活用しています。 周辺環境はモダナイズしたものの、組織の中核情報となり得る財務情報はまだ一昔前のレガシーシステムに集約されたまま……というのはよく聞く話です。そこで問題となるのが「最先端の周辺ツールとレガシーシステムの情報をどのように集約し、どう連携させるか」です。 情報の集約と加工