建築的には、上の方に書いている人がいるように、広縁だった空間なんだよ でも雨が吹き込むバルコニーみたいなものだから、建物が平家ではなくなると、落下防止の手摺がつき、それに漏水しないように建具が設置されたの。そして縁側の幅しかない謎の空間になったんだよ。 その上、空間的に勿体ないから、テーブルと椅子を置き、コンセントを這わして冷蔵庫を置き、ついでに配管を回して洗面台まで置くところが出てきた 半外部としての空間的な意味は失われたけど、主室が外につながる間のバッファ空間として生き残ったんだ 生活様式が変わり、持家政策によって狭小敷地に建蔽率いっぱいに部屋を区切るようなった現在、縁側という空間的な余裕を使いこなすことができなくなった現代人には謎の空間としか認識できないモノが残ったんだよ もはや和室としての様式は失われて、ただ畳(のようなモノ)が敷いてある部屋を和室と呼んでいるように、床の間とかもT
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