平成11年5月18日に衆議院本会議に一つの法案が提出され、成立しました。 「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰および児童の保護等に関する法」いわゆる「買春防止法」です。 このとき、伊藤宗一郎議長、提案説明をした杉浦正健議員は、はっきりと「カイシュン」と発音していました。 これが、この法律を「カイシュンボウシホー」という根拠の一つになります。 1980年代後半の「買春ツアー」や、女子高校生の「援助交際」などにより、「売る」側ではなく、「買う」側の問題が大きく取り上げられるようになり、「売り、買い」の区別をする必要が出てきたことが大きな要因です。法律制定までさまざまな人々が熱心に活動をしていましたが、これらの関係者も「カイシュン」と言っていたと記憶しています。 辞書などでは、「売春」「買春」ともに「バイシュン」という読みだけを載せていました。 なぜ、「カイシュン」の読みが出てきたかは、同音