現在、モバイルノートPCやスマホ、タブレットを公然と操作するのを厭わないユーザの多くは、IT業界に従事しているのではないだろうか。そしてそういう人にとっては、その昔存在した任天堂のモバイルゲーム機の存在が少なからず影響しているはずだ。 任天堂が送り出した「ゲーム&ウォッチ」「ゲームボーイ」など、現在まで影響を及ぼしている小さなモバイルゲーム機を世に送り出したのが、今回紹介するキーマン、横井軍平氏(以下敬称略)である。 横井軍平は1941年、京都府にて誕生した。1965年、同志社大学工学部を卒業後、任天堂に入社した。いまでこそ任天堂は世界規模のゲームメーカーであるが、当時は老舗花札メーカー。横井は企画立案をするような立場ではなく、工場のメンテ要員だったという。 入社後の横井にはそれほど頻繁に仕事もなく、時間つぶしに自作のオモチャを作るほどヒマだったという。パンタグラフ形の伸び縮みする腕で遠方
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