福島県とJR東日本仙台支社は23日、かつて東北地方で活躍したSL「C61」を復活させた「SLふくしま復興号」を7月に東北線の郡山―福島間で運行すると発表した。 観光面での復興のシンボルとして、沿線に汽笛を響かせる。 C61は東北線や常磐線などで使用され、県内を走るのは45年ぶり。運行は7月28、29の両日で、午前9時55分に郡山を出発し、本宮、二本松、松川に停車して同11時36分に福島に着く。28日は郡山と福島の両駅でそれぞれ出発式と到着式を開く。全席指定で、定員は1回400人程度。指定席券は乗車日の1か月前から購入できる。7月26日には沿線の住民らを招いた試乗会を開く。