偽造カードを使ってゲーム機をだまし取ろうとしたとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は詐欺未遂などの疑いで、東京都大田区西六郷、イチーテ・アルフレッド・エンディ被告(40)=詐欺罪などで起訴=らナイジェリア人の男2人を逮捕した。 調べでは、イチーテ容疑者は平成19年10月7日、大田区のゲーム機販売店で、ゲーム機5台(計9万9000円相当)を偽造クレジットカードで購入しようとした疑い。カードの承認が下りなかったことから、不審に思った店が警察に通報した。 イチーテ容疑者はカードの情報を書き換えることができる機械を入れたバッグを持って漫画喫茶に行き、既存のカードに米国のカード利用者らのデータを上書きして別のカードに作り替える作業をしていた。 17年5月から今年2月までの間に、偽造カードでゲーム機や電気製品などを買いあさり、新宿などの買い取りショップで約1000万円分換金していたという。