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台湾総統選で与党民進党の頼清徳(らいせいとく)副総統が当選し、統一への圧力を強める中国と距離をとる台湾市民の意思が明らかになった。一方、香港の民主化運動の弾圧があった前回と比べて、中国に対する市民の危機感は高まらなかった。立法委員(国会議員)選挙ではどの政党も過半数に届かず、少数与党を率いる頼氏は困難な政権運営が避けられない。(台北・石井宏樹)
【台北=石井宏樹】台湾総統選の投開票が13日に行われ、中国との対抗姿勢を鮮明にする与党民主進歩党(民進党)の頼清徳(らいせいとく)副総統(64)が当選した。頼氏が同日夜に記者会見を行い「台湾の民主主義の新しい章を開いた」と勝利宣言した。中国の習近平政権が強く反発するのは必至で、台湾海峡や東アジアの緊張が高まる可能性もある。 中央選挙委員会の集計によると、頼氏は約558万票を集めた一方、最大野党国民党の侯友宜(こうゆうぎ)新北市長(66)は約467万票、第3政党台湾民衆党の柯文哲(かぶんてつ)前台北市長(64)は約369万票にとどまった。侯氏らは同日夜に敗北を認めた。
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