日本経済新聞は5月24日、「コロナ感染死、把握漏れも 『超過死亡』200人以上か 東京23区2~3月 必要な統計公表遅く、対策左右も」という記事を出した。国立感染症研究所の公表データを元に、2月中旬から3月までに肺炎などの死亡者が東京23区内で200人以上増えた可能性があると報じている。 「同じ期間に感染確認された死亡数は都全体で計16人。PCR検査で感染を確認されていないケースが潜み、把握漏れの恐れがある」と書き、PCR検査の不足が「隠れコロナ死」を生んだ可能性を強調する記事だ。 さらに、同紙は6月11日、「特定警戒11都府県で『超過死亡』 緊急事態発令の4月」という記事で、特定警戒都道府県と指定されていた13都道府県のうち11都府県で平年より死亡数が大きく上回る「超過死亡」があった、と報じている。 こちらは住民基本台帳に基づく県別の人口月報を同紙が入手し、独自に分析した記事。 この記事