女児がはねられた現場。乗客は降車後、横断歩道上に停車したバス後方を対向車に注意し横断する(8月31日、横浜市西区で) 横浜市西区北軽井沢の市道交差点で8月30日、市営バスが横断歩道上に停車し、バスの後方から横断しようとした女児が車にはねられ死亡する事故があった。横断歩道と停留所の距離は約5メートルしかなく、死角ができないよう30メートル前後離すことを求めた基準に適合していない。この停留所は基準を定める前に設置され、市は「法令違反などはない」としているが、専門家は「安全性の観点で位置を変えるなどの対応が必要だ」と指摘している。 神奈川県警によると、死亡したのは現場近くの小学5年渡辺ゆり愛(え)さん(10)。停留所は交差点の角にあり、バスは幅約4メートルの横断歩道を塞ぐ形で停車。降車した渡辺さんはバスの後方から横断し、対向車線を走ってきた軽ワゴン車にはねられた。信号機はなかった。
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