導入費、富山市が全額負担 富山地方鉄道(富山市)は10日から、Suica(スイカ)やICOCA(イコカ)など全国交通系ICカードの利用を始める。これまで使えなかった全国系カードで市内電車の運賃が支払えるようになるが、富山地鉄のICカード「えこまいか」「パスカ」を使うと運賃は1回180円に割り引かれるのに対し、全国系は通常料金(210円)のまま。市が導入費を負担した公費事業ながら、一部の利用者だけが恩恵を受ける「二重運賃」に「分かりにくい」と批判も出そうだ。 新たに対応するのは10種類のICカード。あいの風とやま鉄道(富山市)が導入する「イコカ」を持つ県民や県外の観光客らが日頃使うカードで運賃を支払えるメリットがある。 ただ「イコカ」などの利用者の運賃は割引対象外となる。運賃差を知らず「カードなら割引額」と勘違いしたまま利用を続けるケースもあるとみられる。 富山地鉄は「えこまいか」と「パスカ
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