「30分後に事務所の捜索に入る」と暴力団幹部に連絡したとして千葉県警の59歳の警部補が地方公務員法違反の疑いで書類送検され、戒告の懲戒処分を受けました。「捜索に幹部を立ち会わせてトラブルを防ぐためだったが軽率だった」と反省しているということです。 処分を受けたのは千葉県警で暴力団の捜査を担当している捜査4課の男性警部補(59)です。 警察によりますと、去年2月、殺人事件の捜査として都内の暴力団事務所に捜索に入る際、事務所の幹部に電話し「今から30分後に捜索に入る」などと伝えた疑いがあるということです。 警察は外部の関係機関から「情報漏えいの疑いがある」と指摘を受けて調べたところ警部補が当時の上司だった警部に相談したうえで、暴力団幹部に連絡を入れていたことがわかったということです。 警察は、4日、警部補とその後、退職した当時の上司を地方公務員法の守秘義務違反の疑いで書類送検するとともに、警部
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