プーチン大統領は、なぜウクライナへの軍事侵攻に踏み切ったのか。 その心理を読み解く鍵となるのが、プーチン氏と民主主義との関係だ。 ソビエト崩壊後のロシアの民主化について長年、研究を続ける世界的に著名なアメリカの政治学者で、オバマ政権時に駐ロシア大使を務めたマイケル・マクフォール氏に、プーチン氏の変遷から今後のプーチン政権崩壊の可能性まで詳しく聞きました。 《以下、マイケル・マクフォール氏》 プーチン氏は1999年、当時のエリツィン大統領に大統領代行に任命されましたが、当時は今と同じ世界観を有していたわけではないと思います。 彼の思考は、徐々に変化していきました。彼は今でこそ、ソビエトの崩壊に反対だったと主張していますが、崩壊後の10年間、崩壊に導いた人々のために働いていました。 当時は、欧米志向で市場原理に基づく考えを持ち、私たちは協力し合えると考えていました。 しかし2011年、当時、首
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