日本に滞在する外国人に交付される在留カードを偽造したとして、都内に住む夫婦が逮捕されました。押収したパソコンからは偽造に使ったとみられる外国人延べおよそ1万人分のデータが見つかっていて、警視庁が実態の解明を進めています。 警視庁によりますと、今月、自宅でパソコンやプリンターなどを使って、在留カード19枚を偽造したとして出入国管理法違反の疑いが持たれています。 容疑者らは中国にいる指示役から連絡を受けて在留カードのほか、運転免許証や健康保険証を偽造し国内の中国人やインドネシア人、スリランカ人などに発送していたとみられ、押収したパソコンからは偽造に使ったとみられる外国人延べおよそ1万人分のデータが見つかりました。 これまでの調べによりますと、田容疑者は不法滞在で仕事に就けなかったため、中国のサイトからいわゆる「闇バイト」に応募し、報酬として月に40万円ほどを受け取っていたということです。 調べ