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保護か殺処分か クマへの対応めぐり紛糾 ルーマニア
【10月25日 AFP】ルーマニア中部を訪れたイスラエル人旅行者(72)は、曲がりくねった林道で思いがけな... 【10月25日 AFP】ルーマニア中部を訪れたイスラエル人旅行者(72)は、曲がりくねった林道で思いがけない光景を目にして車を止めた。両手に頭をのせたまま、眠っているように見えるヒグマだ。脇には紙ナプキンが散らばっている。 「すごい」「死んでいるのかと思った」と旅行者の男性は話した。 クマはサンドイッチを平らげ、食休みしていただけだった。ルーマニアのトランシルバニア(Transylvania)地方では、見応えのあるスナップ写真を撮ろうとしてクマに食べ物をやる観光客が後を絶たない。 ルーマニアは、ロシア以外で欧州最大のヒグマの生息地となっており、食べ物を求めて森から出てきたクマが人や家畜を襲う事例が増加している。多くの場合、観光客による餌付けや、施錠されていないごみ箱に放置された食べ物が誘因となっている。 こうした状況を受け、当局は今年、殺処分を認めるヒグマの年間上限頭数を50%増の220頭
2023/10/26 リンク