地球上で最後の2頭となったキタシロサイ雌のナジンとファトゥ。ケニアの自然保護区で(2019年8月23日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / TONY KARUMBA 【1月25日 AFP】研究班がこのほど、ミナミシロサイの体外受精に初めて成功したと発表した。この成功により、地球上最後の2頭となったキタシロサイが絶滅を回避できる可能性が出てきた。 キタシロサイは現在、ケニアの雌の2頭しか残っていない。いずれも出産までこぎ着けることはできない。 「機能的絶滅」状態にあるキタシロサイを救おうと、国際コンソーシアム「バイオレスキュー(Biorescue)」は、ミナミシロサイの代理母に人工的に育てたキタシロサイの胚移植を試みている。 プロジェクトリーダーのトマス・ヒルデブラント(Thomas Hildebrandt)氏は、ミナミシロサイへの胚移植に成功したことは「画期的」で「無理だと思われ
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